■憧れのバラ苗■ジャック・カルティエ
定番オールド・ガーデン・ローズ
ポートランド系 オールド・ガーデン・ローズ
1868年 フランス
花の大きさはおよそ10センチ
オールド・ガーデン・ローズにしては
大型の花です
花びらクシュクシュのロゼット咲き
中心にはボタン・アイ
強い香りが魅力的です
樹高のめやすは1メートル程度
コンパクト・サイズなのが嬉しいです
ポートランド系のバラの特色は花首の短さ
葉っぱのすぐ上にチョコンと
花が乗っかる感じなんです
『ジャック・カルティエ』も花首ショート
葉っぱの上でチョコンと咲く姿が
チャーミングです
しかしながら『ジャック・カルティエ』の葉っぱは
普通のポートランド系のバラの葉っぱと
ちょっと違っています
楕円形でなく細長いんです
よって、細長葉っぱの上にチョコンの花は
『ジャック・カルティエ』だけです
ポートランド系のバラがたくさんあっても
やっぱり『ジャック』もいいなぁ〜〜〜と
思ってしまいます
ジャック・カルティエさんは
カナダを探検した探検家さん
イギリス国王ヘンリー7世の命を受けて
ジョン・カボットさんがニューファンドランド島に
到達したのが1497年
ジャック・カルティエさんは
フランス国王フランソワ1世の命を受けて出発
1534年にニューファンドランド島より
さらに内陸部へと到達しました
赤毛のアンの舞台となったプリンス・エドワード島も
ジャックさんが「発見」したそうです
フランス代表のジャックさんが
英語で命名するはずはないですか?
そうですね そうなんです
プリンス・エドワード島は最初は
サン・ジャン島と呼ばれていたようですよ
聖ヨハネの島ですかぁ
セント・ローレンス湾もジャックさんが発見して
命名はサン・ローラン湾
イギリスの人々はカナダを発見したものの
その地に定住した人は
少なかったのだそうです
特定の季節だけ訪れて漁業をしたり
先住民から毛皮を買ったり
イギリスの人が住んでいないので
地名もフランス語で
つけホ〜ダイだったのですね
先住民の人々の呼んでた呼び方も
あったでしょうけれど・・・
このバラはカナダ生まれの
「探検家シリーズ」バラではなく
1868年にフランスで発表されたものです
発表の前の年には
「カナダ自治領」が誕生しています
「カナダ自治領」の君主は
ヴィクトリア女王ですから
もはやカナダはイギリスの一部?
カナダに上陸して
領土宣言したのはジャック・カルティエなのだ!
先住民の「カンナータ」という言葉から
カナダという名前を使い始めたのも
ジャック・カルティエなのだ!
フランスの育種家さんのそういう思いが
込められているのかも知れません
16世紀の探検家さんに捧げられたバラ
ロゼット咲きでボタン・アイも楽しめるバラ
定番オールド・ガーデン・ローズの
『ジャック・カルティエ』はいかがでしょうか?
赤毛のアンの気分で
バラ栽培を楽しむこともできちゃいます
ちょっと好みが違うという場合は
探検家気分のバラ栽培もありです
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