2010年03月25日
マーティン・フロビッシャー
■憧れのバラ苗■マーティン・フロビッシャー
              超耐寒探検家シリーズ

100325MF.jpg

ハイブリッド・ルゴサ
1961年 カナダ

花びらのヒラヒラ加減が個性的です
クシュクシュのようなヒラヒラのような花びら
こ〜んなバラもあるんですね

花びらギュウギュウとセミ・ダブルの中間くらい
何段にも重なるクシュクシュ・フワフワの花びらが
よく目立ちます
中輪の花です
ペタ〜っと全面ピンクじゃない花びらがチャーミング
当地では春にバッと咲いて
その後もポツポツ咲き続けます

葉っぱはしっかりめ
つやつや照り葉ではいのですが
葉脈がくっきり出ていて
なんだか信頼感のおける葉っぱです

超強香ではないですが、ほんわか良い香り
樹高のめやすは約1.5メートル
病気に強い品種です

耐寒性がすごいのです
耐寒性が強いバラでも栽培最適ゾーンは
「UDAゾーン4以上」というものが多いのですが
この品種の栽培最適ゾーンは
なんとなんとUSDAゾーン2以上

USDAはアメリカ農務省の略語で
この機関が冬の最低気温を元に
各地域の分類を行っています

ゾーン2はマイナス40℃以下になる地域
こんなところでもバラを育てたい!
という希望があって
その希望に応えてくれるバラもある
いいですねぇ

バラは花姿も全体の大きさもいろいろ
暑さに強い 寒さに強いと
性質もいろいろあるから
こ〜んなに愛されるのでしょうねぇ

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カナダ生まれのバラです
寒さに強いバラをめざして
カナダ政府の機関で作られた「探険家シリーズ」のバラ

マーティン・フロビッシャーさんはイギリスの探検家
1576年から3回のカナダ探検を行っています

フランス代表のジャック・カルティエさんが
カナダに行ったのは1534年、1535年と1541年

16世紀後半のフランスは
ハプスブルグ家との争いや宗教戦争などで
海外に目を向ける余裕がなかったようです

フランスの人が行かない間に行っちゃうもんね〜〜〜と
イギリスの探検家さんが何度かカナダを訪れています

000Heart_3.jpg

ヨーロッパから西へ向かえばアジアに
出られるはずだと考えられていたそうです

カナダ先住民はカナダに「サグネイ王国」という
黄金の国があると言っていたらしいです

アジアに行けばいろいろなものがあるし
金まであったら万々歳 
行ってみよう 行ってみよう 西へ 西へ

000Heart_3.jpg

フロビッシャーさんは2度目の航海で
金を発見したと思いました

3度目はもっと大きな船でカナダに向かい
金をどっさり持ち帰りました

ところが ところが あらま無念 
それは金ではなかったとわかりました

2度目の航海で持ち帰ったときに
わかんなかったんでしょうかねぇ

000Heart_3.jpg

寒さに強いので、カナダはもちろん
北欧でも育てられている様子です

お母さんバラはドイツ生まれのハイブリッド・ルゴサ
お父さんバラは不明

何かの花粉がくっついて実ができて
そこから苗を育てて選抜したらしいですけれど
耐寒性抜群のバラをめざした畑には
寒さに強いバラしか植えられていなかったのでは?
お父さんもきっと寒さに強いバラだったと思います

000Heart_3.jpg

クシュクシュ・フワフワの花びらが
心の琴線に触れましたら
どうぞ『マーティン・フロビッシャー』を
マイ・ローズのお仲間にお迎えください

寒さでバラが傷みますぅ 
傷んだバラを見るのは心が痛みます
・・・という経験をお持ちの方 
『マーティン・フロビッシャー』はいかがでしょうか?

寒冷地でも心配いらずの
バラ栽培を楽しんでいただけます


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ご準備いたしております

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2008年02月10日
ミセス・アンソニー・ウオータラー
■憧れのバラ苗■ミセス・アンソニー・ウオータラー
             ジャクミノ交配ルゴサ

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クリムゾン系ハイブリッド・パーペチュアルの代表種
『ジェネラル・ジャクミノ』がお父さんバラなんです

お母さんはロサ・ルゴサ

面白いじゃん! 見てみたいよぉ
・・・と入手してみました

画像では色がうまく表現できていないのですが
実物は『おおおおお〜〜〜』と
叫んでしまったほどの魅惑の花色でした

赤は赤なんですがパープルが溶け込んだ感じで
オールド・ローズの赤ですよ!と主張しています

パパバラのジャクミノさんがいい仕事をしました!

葉っぱもちょっとジャクミノ風
ちょっぴり照り葉なんです

ママは何をしていたか?

はい 耐寒性です

データーによりますとゾーン4から栽培可能

ゾーン4は最低気温がマイナス35℃くらいになる地域

当地は下がってもマイナス15から20℃程度で
しかも雪のお布団に包まれて越冬するので
春になっても寒かったよ〜〜〜とは言っていません

ケロロ〜ンとして春を迎えて
そこからボワンと一番花

一番花のあともポツポツポツポツ
しょっちゅう花をつけてくれます

花は中輪 直径7,8cm程度

樹形はシュラビー やや横広がりです

樹高はおよそ90cm程度

ガーデンに『ミセス・アンソニー・ウオータラー』は
いかがでしょうか?

寒冷地でも気楽にバラを育てたい方にお奨め

あ! もちろん! 
寒冷地以外にお住まいでも
魅惑の赤バラに目のない方には超お奨めです

Mrs_Anthony_Waterer10.jpg




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2008年02月09日
ロサ・パウリ
■憧れのバラ苗■ロサ・パウリ
             個性派シングルホワイト

Rosa_Paulii2_1.jpg


なんだかちょっとクレマチスみたいな
雰囲気のバラでしょ?

ヨーロッパの原種のバラとルゴサの交配から
生まれたバラなんです

ルゴサは日本の原種ですから
『ロサ・パウリ』は西洋の原種バラと
東洋の原種バラの結合体ですね

ヨーロッパ代表は『ロサ・アルヴェンシス』
白いシングル咲きのバラ  

フィールド・ローズという別名があります

ルゴサの別名はビーチ・ローズ

なんだかどちらも強そう〜〜〜!という
イメージの別名ですね

野原のバラと浜辺のバラ!
西洋のバラと東洋のバラ 

野原のバラと浜辺のバラが交配されたのは
イギリスです

作出者さんはポールさん
かの有名なウイリアム・ポールさんとは
別の方のようです

はっきりとした作出年の記録はないのですが
20世紀の初期には存在していたらしいです

花びらがちょっと細長くて
花びらの間に隙間ができます

これでクレマチス風の雰囲気になるのですね

ここまでだとちょっと花姿に特徴のある
白い一重のバラで終わっちゃうんですが

『ロサ・パウリ』には
他のバラにない特色があります

はうんです

地面を這います
グランド・カバー・ローズです

花は結構大きめ 
直径7、8cmはあります

葉っぱは小さくて可愛いんです

9枚葉、11枚葉、13枚葉という感じで
小さな葉がたくさん集合しています

小さな葉っぱのついた茎が地面を這って
そこにポコポコとクレマチス風の白い花

あ〜〜〜〜可愛いなぁ〜〜〜と
ため息がもれちゃいます

スパイシーな香りがあります

そしてたま〜にではありますが
返り咲きもします♪

アメリカのバラのコンクールでは
『ロサ・パウリ』を使った人が
たくさん入賞しているんです

これにはびっくりしました

楚々と咲く可憐なバラよ・・・とは
思っていましたが
コンクールにも使われるとは!

試したことはないのですが
ハンギング仕立てに良いかもしれません

傾斜地にも良いかな?

ガーデンに『ロサ・パウリ』はいかがでしょうか?

個性派のシングル咲きの白いバラが
ガーデンをちょっと変えてくれますよ!



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