2010年08月30日
スワンプ・ローズ
■憧れのバラ苗■スワンプ・ローズ 
                         超3乗の個性派バラ

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花の咲いていないときには
バラに見えないのです
トゲがありません
葉っぱが細長くてつやなし

枝もつやなし
細い部分はワイン色か緑色
太い部分は栗色に
スモークのかかった雰囲気
パッと見ると樹木なんです

根っこが水に濡れたままでも平気です
こんなバラ聞いたことありません
さすがは湿地(スワンプ)のバラ!

池のそばに植えてもOK
小川のそばでもOK

直射日光が差し込むお風呂で
水風呂オンリーならば
浴槽につけておく事も可能です

アメリカ大陸に自生するバラです
カナダの東海岸からフロリダまで 
分布しているそうです
寒くても暑くても平気なのですね

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花は一季咲きですが
普通のバラと違う時期に咲きます

温暖地ならば通常のバラの一番花と
二番花の間くらい
気候冷涼でしたら8月くらい

返り咲きしませんので〜〜〜と
かなり長く咲いてくれます
成熟した株ならば一ヶ月以上咲きます

花はセミダブルで直径7,8cm程度
樹高のめやすは1.5メートルくらい

ちょっとチャイナ・ローズのような
香りがします

こんなバラがアメリカ大陸にあったのだから
もしかしたらアメリカで四季咲きバラが
誕生した可能性もあるのでしょうか?

100830SR-1.jpg


変ったバラが欲しいなぁとお考えの方
『スワンプ・ローズ』はいかがでしょうか?

すでにたくさんバラをお持ちでも
このバラをご披露すれば
「あら 今度はバラじゃないのね 
これはなんの木?」
というコメントがありそうです

どうも水やりの加減がわからない
・・・とお悩みの方
『スワンプ・ローズ』をコレクションに
加えるのはいかがですか?

『スワンプ・ローズ』だけが元気だったら
水やり多すぎのめやすになります

珍しいバラ大好きのジョセフィーヌ后も
マルメゾンで『スワンプ・ローズ』を
育てていたそうです

根っこが水に濡れていても
ヘッチャララ〜のバラですが
常に水に浸っていないとダメ
という訳ではないので
マルメゾンのどこに
植えられていたのかは不明です

ジョセフィーヌ后の浴槽の中
でないことだけは確かだと思います


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2008年02月18日
チェスナット・ローズ
■憧れのバラ苗■チェスナット・ローズ
             栗の実バラ

Izayoi_Bara.jpg


学名は『ロサ・ロクスブルギー』です

英名は『チェスナット・ローズ』
栗のバラですね

和名は『十六夜(いざよい)バラ』

英名も和名も個性的です

『栗のバラ』という名前は
ツボミとヒップの形からついたのでしょう
トゲトゲイガイガしています

モス・ローズとはまたちょっと違った
不思議なツボミです

和名の『十六夜』は花の形でしょう
まん丸でなく花の一部がちょっぴり欠けます

十五夜の翌日の十六夜の月は
ちょっと欠けるというところに
ひっかけたお洒落な名前です

長い間原種と考えられていましたが
『サンショウバラとコウシンバラの交雑種』
という考えに落ち着いたそうです

もともと中国にはあったのですが
ヨーロッパに到着したのは1820年

広東(カントン)のガーデンで
ドクター・ロクスバーラさんが発見して
カルカッタの植物園を経由してイギリスに到着しました

当時は中国からヨーロッパに送られる植物は
途中で降ろして休憩させたらしいので

『ロクスブルギー』もカルカッタで
他の植物と一緒にしばらく過ごしたのでしょう

Izayoi_Bara1.jpg

 
細かな葉っぱがかわいいです 
11枚葉や15枚葉です

トゲの形も独特
古くなってきたときの木肌も面白いのですよ

花は紫のかかるローズ・ピンク 

花びらの数は100枚以上!
(自分で数えたことはないのですが)

花びらギュウギュウなのにヒップが出来ます
(不思議!)

トゲトゲイガイガで栗色のヒップです
(暖かいところのほうがたくさんできるらしいです)

原種交雑種ですが春だけでなく
ご機嫌さんだと真冬以外は
いつでも咲いてくれます

葉っぱもツボミも花もかわいらしい
個性派のバラはいかがでしょうか?

ヨーロッパに伝わったのは19世紀ですが
いつからこの世に存在していたかは謎なんです

いつ生まれたの? 
いつから咲き続けているの?
どうしてまん丸に咲かないの?

いろいろ語りかけてみるのも
面白いかもしれません! 



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2006年10月08日
ロサ・グラウカ
■憧れのバラ苗■ロサ・グラウカ
                  スモーキー・パープルの葉っぱ
 
 


花より葉っぱのほうが有名な『ロサ・グラウカ』です

若い茎まで紫色♪

ピレネーからアルバニアの山岳地帯の
ワイルド・ローズだそうです

ちょっと紫がかったピンク色の小さめの花
花が終わるとコロンとしたヒップがつきます

真っ赤に色づいたヒップはとってもチャーミング

生け花でもヒップのついた状態の『ロサ・グラウカ』を
使うのですってね

ヒップだけ使おうと思うと
秋まで待たなくてはいけませんが

スモーキー・パープルの葉っぱは
フラワー・アレンジメントに使ってもベリ〜グ〜!

これなら春も夏も使えますよね♪

イギリスのお庭によく植えられているそうですが
イギリスに行ったことがないのでよくわかりません

イギリスに植わっていてもいなくても
あんまり関係ないかしらん♪

日本のお庭でチャーミングに育ってくれたらいいですよね

寒さに強いバラとして有名です
USDAのハーディー・ゾーンの4以上が栽培最適範囲

暑いのはちょっと苦手

激暑地帯にお住まいで
西日ガンガン風通しも良くないところに
『植えてみようかしら〜〜』とお考えでしたら
あまりお奨めしません

梅雨明けから真夏の間はへこたれてしまうかも・・・

スモーキー・パープルの葉っぱと真っ赤なヒップ♪
魅力的なバラなんですけれど
日本中どこででも栽培ラクラクとはいかないところは
残念ですねぇ

ラクラクではないものを栽培するのも
園芸の醍醐味ですけれどね!

ハーディー・ゾーンについては
こちらもご参考になさってください
寒さに強いバラ・暑さに強いバラ 



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