■憧れのバラ苗■ゴールデン・ステイト
ふんわりハイブリッド・ティー
ハイブリッド・ティー系アーリー・モダン・ローズ
1937年 フランス
ほんわかイエローのハイブリッド・ティー
花びらが多いのでボッテリ〜の感じです
ジワ〜ンと開いてきます
ツボミのときの方が色は淡いのです
咲きながら濃くなっていく黄バラ
外側の花びらがフンワリとして
中心の花びらを引き立てます
波打つ花びらからフルーティな香りが漂います
葉っぱは丸めの半照り葉
明るめのオリーブ・グリーンです
ハイブリッド・ティーにしてはトゲが少なめ
小さめで赤いトゲがポツポツあります
作出はフランシス・メイアンさん
若き日のフランシスさんはアメリカに出かけました
アメリカのバラ業界にあって
フランスにはないものは何だろう?
フランシスさんが訪れた先はカリフォルニア
カリフォルニア州の愛称はゴールデン・ステイト
黄金の州ですね
フランシスさんは現地で中古車を買い
あちこち回りました
1930年代のことです
アメリカのカラー印刷のカタログに
感銘を受けたそうです
当時のフランスのカタログは
白黒印刷が当たり前だったのでしょう
『ゴールデン・ステイト』はフランシスさんの
最初の大成功のバラだそうです
サンフランシスコの品評会に発表して拍手喝采
フランス バガテルのコンクールで金メダル
ポートランドのコンクールでも金メダル
フランシスさんの代表作はなんと言っても『ピース』
第二次世界大戦の終了を祝して名づけられたバラ
20世紀で一番有名なバラと言えるかもしれません
フランシスさんのカリフォルニア訪問がなかったら・・・
その後に発表されたこの『ゴールデン・ステイト』の
大成功がなかったら・・・
『ピース』の誕生もなかったのかも
70年以上前のバラですが、色調がおしゃれです
トゲの色も単純な赤ではないです
スモーキィな感じの赤
花びらの色も単純な黄色ではないです
咲き進むと複雑イエロー
ライオンのたてがみ色かな?
マイ・ローズの一本に
『ゴールデン・ステイト』はいかがですか?
20世紀の世界に『平和』を届けてくれた人の
若き日のバラがハツラツ気分も
プレゼントしてくれると嬉しいです
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どうぞよろしくお願いいたします
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