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■憧れのバラ苗■サマー・ソング ウルトラ個性派ER
2005年発表の新しいイングリッシュ・ローズですが 日本の業界では『生産中止になるかもしれない』と ささやかれている品種です
アメリカではオースティンUSAが この品種の権利を大手のバラ生産会社に 売却してしまったとも聞いています
確かに今のところアメリカのオースティンのサイトに 『サマー・ソング』は見当たりません
う〜ん 個性的過ぎたのでしょうか?
まず ビックラコはその葉っぱ!
色は明るい緑ですが桜餅の葉っぱを 思い浮かべてしまいました
画像ではわかりにくいのですが クッキリと浮き上がった葉脈の間に さらに細かな葉脈がクッキリ
こんな葉っぱのバラ見たことないです! 『ご先祖さまはどなた?』と思ってしまいます
怪しい日本で一番バラに詳しい某先生も 『いったいどこからひっぱってきたんだろう?』と ため息をついていらっしゃいました
最近バラの洋書の中で『あやし〜い』と思うバラを 発見しました!
これが交配親じゃあないのかい?
でもその疑惑のバラの実物に 対面したことがないのでなんとも言えません
ともかく『サマーソング』はビックラコ葉っぱ
葉っぱでビックラコした後に 花色でまたビックラコ!
『パット・オースティン』の銅色の花にも 最初は驚きましたが 『サマー・ソング』はその上を行く驚きです
オースティン社のハンドブックにも 『説明が困難な色合い』と書かれています
『バーント・オレンジという表現もありかな〜』 なんてことも書いてあります
焼けたオレンジ色?????
う〜ん きれいに焼き色のついたトーストに塗った オレンジ・マーマレードの色なんてどうでしょうか?
おいしそうでしょ?
香りはフルーティ
ハンドブックには『ちょっぴり菊の葉っぱの香りと 熟したバナナとティー香のミックス』と書かれていますが 菊の葉っぱの香りは特に感じませんでした
『アブラハム・ダービー』の香りに 似ていないこともないのですが
『ダービー』のフルーツ香が スゥ〜っと鼻腔に入ってくるのに対して
『サマー・ソング』のフルーツ香は 顔の全面でモワワワ〜とたちこめる感じです
樹形は直立性
『強い剪定で樹高低めに育てるのもOK 弱めの剪定で高めに育てるのもOK』と 書かれているのですが う〜ん どうかなぁ・・・
軽井沢の某ガーデンでは2番花が 目線の上で咲いていました
鑑賞樹高としてはちょっと高すぎの感あり
日本で弱剪定はいかんかも・・・です
話を冒頭に戻しまして この品種は生産中止がささやかれています
なぜ? 真夏に激しく葉が落ちる!
某ガーデンでもハゲハゲでした 暑がっている感じ
『サマー・ソング』という名前なのに夏に弱い????
ちなみに当地(長野の高原 標高1500メートル)では 葉っぱは落ちません
冷涼地向きERかな?
【結論】
個性的な葉っぱと花色のイングリッシュ・ローズですが 暑さに弱いみたいです
温暖地にお住まいで最初のバラに・・・・とお考えでしたら やめておいた方がいいと思います
桜餅の葉っぱで焼けたオレンジ色で菊の葉っぱの香りが するかもしれないバラなんておもしろいじゃん! 葉っぱ落ちたってまた出るんでしょ?・・・とお考えでしたら 是非どうぞ
今ひとつ生育ぶりなどがわからない個性派ER いっしょに明るく楽しく悩みましょう!
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■憧れのバラ苗■ティージング・ジョージア 全国どこでもER
きれいな黄色のイングリッシュ・ローズです
中心がちょっと濃い目 周囲はちょっと淡い目
イエローの濃淡が美し〜いです
香りはティー香
2000年に英国王立バラ協会の ハリー・エドランド・メダルを受賞しています
ハリー・エドランド・メダルは香りのバラに 与えられる賞
『ティージング・ジョージア』は バリバリ強香という訳ではないので
香りの強さに対してではなく 香りの心地よさに対する賞でしょう
南ウエールズのペンコウドの コンクールでも受賞
こちらの試験栽培場では 薬剤散布は全く行わないそうです 健康さもお墨付きですね
数年前にオースティン社のハンドブックの表紙に この品種が使われていました
あ〜 息を呑む美しさ!
当時は温暖地住まい う〜 なんとか 秋にもこの美しさに出会いたい!と 情報を求めてウロウロしました
その後 寒冷地に移りましたら あらま〜 咲く咲く
初夏の一番花から霜がおりて雪が降るころまで ず〜っと連続咲き♪
イギリスで秋にも咲いたって なんの不思議もないんだな・・・と 納得したことでした
温暖地ではつる性の生育をして 真夏まで繰り返しよく咲きます
房咲きになってゴージャス! この姿にもウットリです
寒冷地で連続して咲いてくれる姿もまた美しい!
しっかり育った『ティージング・ジョージア』が 一株あれば 寒冷地のバラの季節には花が途切れません
暑くてもOK 寒くてもOKの 頼もしきイングリッシュ・ローズ
冬にマイナス30℃以下になります 雪も積もりません!という激サム地域以外なら おそらく日本全国どこでもOK!
『ティージング・ジョージア』をガーデンのお仲間に いかがでしょうか?
ふんわり優しい花色と心地よい香りで きっとお気に入りの一本になるでしょう!
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■憧れのバラ苗■スノー・グース 雪白のつる性English Rose
つる性の生育をするイングリッシュ・ローズです
イングリッシュ・ローズも最近は グループに分けて紹介されるようになりました
『アルバ・ハイブリッド』, 『イングリッシュ・ムスク・ハイブリッド』 『リアンダー・グループ』, 『オールド・ローズ・ハイブリッド』などなど・・・
『スノー・グース』は 『イングリッシュ・ムスク・ハイブリッド』
このグループのバラはノワゼット系のバラが 交配に使われています
交配にノワゼットが使われていても すべての品種が『あ!ノワゼットだ!』という 雰囲気とは限らないのです
樹形コンパクトで花ボッテリのものもあれば 濃〜い色合いのものもあります
『スノー・グース』はその中では 『あ!ノワゼットだ!』のバラです
まずは生育がつる性 しかも枝は細くてしなやか
花は小さめ 色は白 香りは軽いムスク香です
純粋ノワゼットの雰囲気でしょ?
コードネームはAUSpom オースポンかな? なんだか可愛いですね 中心の黄色い白い花がポンポンポン
気温が下がると花弁が アプリコットに染まることもあります
つるの伸長は3メートル程度 ほとんどトゲなし
雪白の花色からスノー・グースと 命名されたのでしょうか?
イングリッシュ・ローズにしては 単純明快な名前ですよね
マザー・グースと関係ありなんでしょうか?
マザー・グースというと『イギリス!』 という感じがしますものね
マザー・グースには牛が月を飛び越したり スプーンが家出したり・・・という 意味不明・難解な歌もありますが 『スノー・グース』は栽培容易
ちょっと日照少な目の場所でもOKです
ガーデンに白いイングリッシュ・ローズ 『スノー・グース』はいかがでしょうか?
ガチョウのくちばし色の オレンジ・ヒップも楽しめます♪
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