2009年07月08日
ナッカータッシュ・ノワゼット
■憧れのバラ苗■ナッカータッシュ・ノワゼット
            見るたび楽しいファウンド・ローズ
 
090708NN.jpg


ナッカータッシュはルイジアナ州の都市の名前らしいです

もともとはナッカータッシュという名前の
ネイティブ・アメリカンの部族の居住地

やがてフランス人が居住して
スペインに支配されていたメキシコと交易をはじめます

18世紀にはヨーロッパからの入植者が
継続的に住む町を作りました

当時のルイジアナはフランスの領土
19世紀初頭にフランスからアメリカに売り渡されました

アメリカ側はミシシッピ川の河口の
ニューオリンズを入手したかった

ナポレオンはカナダが攻め込んできたときに
ルイジアナを守りきれる自信がなかった

両者の考えがうまく一致して商談成立
210万平方キロメートル強の土地のお値段は
1,500万ドルだったそうです

坪単価は23ドルでしょうか?(計算違うかも)
いくら19世紀でもお安いお値段ですね

『ナッカータッシュ・ノワゼット』は
この町で発見されたバラ

町の中でも古い建造物の残る地域の
セメタリーで発見されたそうです

ネイティブ・アメリカン、フランス人、
メキシコ人やスペイン人、そしてアメリカ人

たくさんの人たちが立ち寄りそして去っていった町で
そっとひっそり咲いていたバラ

中輪・セミダブル
咲き始めはカップ咲きです

画像ではわかりにくいですが
単純でないピンク色

ちょっとベージュかアイボリー混じってないかい?
こんなピンク見たことないぞ〜〜〜〜

咲き進むと花芯を見せながら
ピンク色が濃くなります

花弁フチからピンクが濃くなりますが
いつでも絶対全部がピンクになるわけではないのです

ひとつの花がどんな変化を見せてくれるかは
そのときのお楽しみなんですよ

新しいシュートの色にビックラコしてしまいます
だってワイン・カラーなんですもの
新芽も赤いです

これはどうも純粋純のノワゼットでは
ないかもしれません

でもちゃんと房咲き♪
微妙美し見たことないぞカラーの花が
房を作って咲いてくれます

葉っぱも通常のノワゼットより幅広です
葉っぱ一枚だけを見たらティー・ローズの雰囲気

幅広の分だけ光合成パワーが大きいのかもしれません
病気に強いヘルシー葉っぱです

データによりますと
温暖地での伸長は1.2メートル程度

つる系のバラを植えるなら
なるべく年中咲いて欲しい

ゴワゴワガシガシの茎より
しなやか〜な茎が誘引もお気楽

花はなるべく年中 誘引はお気楽のご希望に
『ナッカータッシュ・ノワゼット』は
しっかり応えてくれそうです

香りはムスク香
この香りが問題点なんです
強さが安定しません
ほのかに香るときもあれば
パワフルなときもあります

ほのかならほのか パワフルならパワフルで
安定していれば、もっともっと人気者に
なったかも知れないなと思っています

マイ・ローズの一本に『ナッカータッシュ・ノワゼット』は
いかがでしょうか?

花色個性的 しかも花ごとに表情が変わる
香りもそのとき次第
『ナッカータッシュ・ノワゼット』をお迎えしたら
毎日ナッカータッシュ・チェックをしたくなりそうです

「へ〜 見たことないバラだわん」・・・と
ご近所さんやお友達にため息をついていただいて
同じバラでまたまた
ため息をついていただくこともできますよね!



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2008年10月04日
アーケータ・ピンク・グロウブ
■憧れのバラ苗■アーケータ・ピンク・グロウブ 
             ため息ファウンドRambler

Arcata_Pink_Globe.JPG


コロンとした花型のピンクのつるバラです
ほんわかロマンティック・ピンクで咲き始め
ほとんど白に近いピンク色になります

その途中では、ボタン・アイを見せてくれたり
グリーン・アイをみせてくれたり
サービス精神旺盛です♪


一輪だけでも可愛いのですが
たくさん咲くと・・・
ちいさなピンクのツボミと咲き始めのピンクの花に
咲き進んだ花の淡〜いピンクが溶け合って
美しいグラデーションをみせてくれます

あ〜もう ため息ため息


葉っぱはちょっと細長で明るめグリーン
きれいな形の葉っぱの上に
ため息ピンクの花がふわふわ浮かびます


香りはムスク香


カリフォルニア州のアーケータというところで
発見されたそうです


花姿はノワゼット風
ノワゼットはノワゼットでも
ブルボン・ノワゼットの雰囲気


枝はノワゼット風ではありません
ちょっと太め

太いのですが柔らかめ
バキバキ激太・枝誘引困難品種・・・ではないです


で、結局ノワゼットなのかどうか?と言いますと
これがはっきりわかりません


ノワゼットだよ〜〜〜という意見もあれば
ちゃいまっせ〜という意見もあります


ちゃいまっせ〜の根拠は花の時期
ほぼ一季咲きなんです

返り咲きすることが全くないわけではないのですが
ほぼ一季咲き


一年分の花を春または初夏にド〜ンと咲かせます
開花期にはツボミがボコボコボコ〜
花が開くとため息グラデーション


花のない時期はうつくしい葉っぱを鑑賞できます


枝は6メートルくらいまで伸びるそうです
とはいえ、これはアメリカでのお話


日本でどのくらい伸びるかはまだはっきりわかりません
小さいアーチだとビョンビョンとびだす危険性あり
フェンスなどに誘引したほうが安全そうです


耐寒性のめやすはゾーン6bからゾーン7程度
マイナス15℃くらいまでかな

純粋ノワゼットよりは寒さに強いですが
北海道ではちょっと厳しいか? 東北はビミョー??

花はとっても可愛いのですが
日本での大きさなどがはっきりわからない品種です


なにしろファウンド・ローズ
アメリカの外に出るのははじめてかも知れません


いや〜 この花がいいよ〜〜
ともかく育ててみるよ!!!と、考えていただけましたら
どうぞよろしくお願いいたします
 

サワサワきれいな葉っぱも素敵ですが
満開のときには、通りがかる方々の
悲鳴のような賞賛の声が聞こえるかもしれません 



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2008年06月05日
ラ・ニンフ
■憧れのバラ苗■ラ・ニンフ
                       妖精のブルボン・ノワゼット

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ブルボン・ノワゼットです
ファウンド・ローズです
そして品種名が『妖精』
これはもうビビビ〜ンと反応してしまいました

ブルボン・ノワゼットはノワゼットの枝にブルボンの花♪ 
しなやかな枝の先に豪華な花が咲くのです

ファウンド・ローズは「発見されたバラ」
このバラはサンフランシスコの北 
ワイン畑のたくさんあるソノマ・カウンティーの
セメタリーで発見されたそうです

期待ワクワクの『ラ・ニンフ』
 
初めて咲いた花をみたときに
「お〜 これが妖精のバラ〜」と
とろけ気分になりました

La_Nymphe14.jpg


中心はラベンダーです
だんだん薄くなって
外側はほとんど白に近いブラッシュ・ピンク

浅い浅〜いカップ咲き

ワタクシ カップりますわ!!!と
懸命に花びらの先っぽを内側に曲げている感じです

やがて妖精さんは頑張りカップりをやめて
花びらクシュクシュの
平らなロゼット咲きに変化します

カップのときも可愛い! ロゼットのときも可愛い!

カメラだときちんと魅力を伝えられないのです

何度も撮ってモニターをみるたびにブ〜
自分で自分にブーイングです

妖精さんの本当の美しさは
カメラには収まりきらないのかもしれません

La_Nymphe15.jpg


ガーデンにブルボン・ノワゼットの
『ラ・ニンフ』はいかがでしょうか?

『マドモアゼル・ブランシュ・ラフィート』や
『マダム・フランソワ・ピテ』『マリー・デルマー』などの
ブルボン・ノワゼットの魅力のとりこになっていらっしゃる方!

妖精のバラもお仲間に加えて
とろけ気分に酔いしれてください!



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