2008年10月15日
ソンシー
■憧れのバラ苗■ソンシー
        ティー・タイプのバーミューダ・ミステリー・ローズ

Soncy.jpg


ティー・ローズ・タイプの
バーミューダ・ミステリー・ローズです

黄色と呼ぶにはあまりにも柔らかな色合い

「ワタクシ お隣にどんな色のバラがいらっしゃっても
大丈夫なんですのよ オホホ」と
『ソンシー』は誇りに思っているかもしれません


ほとんどトゲなしです
株元に少〜しあるだけ
サイズはコンパクト

「ワタクシ 人に優しいバラになのですよ」
『ソンシー』はそう考えているのかも知れません


新しい茎は赤紫 新しい葉っぱも赤紫
今から伸びますよ〜 咲きますよ〜 
という気配が感じられる嬉しい色です
 
花は中輪

全エネルギーを集中して茎一本に
一個の花をつけるときもあります

こっちの方がいいかな?と、2,3輪の
房を作って咲いてくれるときもあります

香りはティー・フレグランス
紅茶の葉っぱの香りです


バーミューダ・ミステリー・ローズは
バーミューダ島で発見されたファウンド・ローズ

バーミューダ島には自生するバラはなく
すべてどこかから持ち込まれた品種のはずなのに
元々の品種名が判明しないものがいくつかあるそうです

それらがまとめて
バーミューダ・ミステリー・ローズと呼ばれています

『ソンシー』は、「あれに似てる」「いや あれに似てる」
と言われながら
専門家の意見が一致しないバラです

どの品種だかわからないけれど
バーミューダで生きてきた

ミステリーはミステリーでも
楽しいミステリーですよね

バラの歴史上でとっても重要な働きをしたのに
ヨーロッパでは消えてしまい
バーミューダで発見されたものもあります

バーミューダは魔法の島なのかもしれません


魔法の島の謎のバラ『ソンシー』を
マイ・ローズの一本にいかがでしょうか?

残念ながら激さむは苦手
極寒冷地でラクラク栽培は難しいです

極寒冷地以外にお住まいの方 
ティー香がお好きな方
コンパクト・タイプのティー・ローズをお探しの方
『ソンシー』はいかがでしょうか?

名前が名前ですし、ほとんどトゲなしですし
お子様にも可愛がってもらえそうな気がしています

     
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2008年06月01日
カーネーション
■憧れのバラ苗■カーネーション
                         真正イレーヌ・ワッツ?

Carnation.JPG


皆様 ご存知のように
現在『イレーヌ・ワッツ』として流通しているバラは
実は『ピンク・グルース・アーヘン』というバラです

なぜそういう事態に陥ったか? 
この情報もあふれています


それはそれで置いておいて
本物の『イレーヌ・ワッツ』は
もうどこにもないの?という素朴な疑問が
わきあがります


1960年代にニュージーランドで発行された
バラの本に
『イレーヌ・ワッツ』の写真が出ています

写真というところが説得力ありますよね!

著者はニュージーランドのバラのオーソリティ
こここ これが本物の『イレーヌ・ワッツ』???


そして あるとき カリフォルニアの
ローズ・ガーデンで何気なく撮ったバラの写真

実物を見たときはなんとも思わなかったのです

画像をパソコンに入れてみて ギョギョギョ
なんとまあ ニュジーランドの本の写真にそっくり!

それがこの『カーネーション』でした


日本の古い文献には
『イレーヌ・ワッツ』の特徴が記されています

これも著者は日本園芸界の大オーソリティー先生
『カーネーション』は
この記述にもピッタンコなんです


もしかしたら『カーネーション』が
本物の『イレーヌ・ワッツ』?
ARG(←アンティーク・ローズ・ガーデン)の
超希望的推察です ワクワク


でも バラなのに『カーネーション』?
おもしろいでしょ?

バーミューダ諸島で生き残っていて
もともとの素性のわからない
バーミューダ・ミステリー・ローズなんです


真正『イレーヌ・ワッツ』は寒さに強くなかったので
ヨーロッパでは消えちゃってバーミューダで生き残った!
(↑これもまたARGの超希望的推察)


『カーネーション』はライラックの溶け込んだ
ラブリー・ピンク

花びらのフチは独特のフリフリ
カーネーションのようなギザギザじゃあないです

花弁裏のピンクがちょびっとだけ薄め

フリフリでピンクの濃淡ありで
一輪だけをみつめていても楽しいです

一輪だけでも楽しい花ですが
ポコポコとよく咲いてくれます

しかもいつでも3輪ずつの房咲き!
おお チャイナ・ローズの特性だぁ!


花びらギュウで咲いて
ボタン・アイを見せてくれることもあります


葉っぱはチャイナのそれよりは幅広で
ティー系のバラに似ています

樹高のめやすは1.2メートル程度


もしかしたら真正『イレーヌ・ワッツ』
かもしれないバラを
ガーデンのお仲間にいかがでしょうか?

別にそんなの興味ないです・・・という方にも
お奨めできる育てやすいバラです


ポコポコ咲いてる姿をみれば
『何というバラ?』という質問が
飛んでくるでしょう

『カーネーション』と答えたら
それに対する反応も面白そう♪

バーミューダで生き残った
ミステリー・ローズなんですよぉ・・・と答えられます

さ〜あ 聞いて〜 聞いて〜と思いながら
育ててくださいね!
 
おまけ 
ニュージーランドの本の画像を
ご覧になった方からお電話を頂きました
「なんでハテナマークつけるの?」
「おんなじバラじゃん」
「説明からハテナ取らないと買わないよ!」
う〜ん 激しく悩むARGでございます



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2007年09月19日
ブライトサイド・クリーム
■憧れのバラ苗■ブライトサイド・クリーム
             ミステリーつきティー・ノワゼット

Brightcide_Cream.JPG


ふんわりした花びらでフンワリしたイエロー

バーミューダで見つかった
バーミューダ・ミステリー・ローズです

分類はティー・ノワゼット

テキサスでは3メートル以上伸びるそうです

バーミューダで発見されて
元々の品種名がわからないものは
みんなミステリー・ローズですが
このバラは飛びっきりのミステリーつき!

なんとなんとこのバラこそが本物の
『パークス・イエロー・ティー・センティッド・チャイナ』
ではないかという意見があるのです!

これが本物と言われるからには
現在、流通している
『パークス・イエロー・ティー・センティッド・チャイナ』は
ニセモノ?

ニセモノみたいなんですよ

そういわれてみればそうですねぇ

『パークス・イエロー』はヨーロッパのバラに
四季咲き性を与えた最初の貴重な4品種の
バラの一つです

英語ではこれら4つの品種をまとめて
『フォー・スタッド・チャイナ』とか
『フォー・スタッズ』と呼ぶので
日本語で『4頭の種馬』と訳されています

四季咲きバラのもとになった『4頭の種馬』の1頭なら
そのバラ自身が四季咲きでないとおかしいですよね

現在
『パークス・イエロー』として流通しているバラは
つる性一季咲き

4頭の中に一季咲きのバラが混じっているのはなぜ?と
疑問に思っていた方もいらっしゃると思います

ヨーロッパには本物の『パークス・イエロー』らしき
四季咲きの黄色いバラがないそうです

そこでバーミューダの四季咲きの
『ブライトサイド・クリーム』が注目された!

とびっきりのミステリーは
まあ ざっとこんなところです

4頭の種馬のうちの2頭の
『スレーターズ・クリムゾン・チャイナ』と
『ヒュームズ・ブラッシュ・
ティー・センティッド・チャイナ』も

ヨーロッパでは消えて
バーミューダで生き残っていたのですから
可能性がないわけではない!

もちろん『違うと思う』という意見の人もいます

え〜 結論を申し上げますと
『ブライトサイド・クリーム』が
『本物のパークス・イエロー』だと考える人もいれば
いや違うという人もいる

そういうバラです

はっきりとわかっているのは
バーミューダで生き残ったバラなので丈夫!

暑くても大丈夫!

まっすぐ縦に伸ばしていると花芽がつきませんが
枝を倒せばたちまち花芽!花芽!花芽!

この辺の性質は
『マダム・アルフレッド・キャリエール』に似ています

香りはティー・フレグランス

バーミューダ・ミステリー・ローズの中でも
最大級のミステリーつきのバラ
『ブライトサイド・クリーム』をお手元に
いかがですか?

いつの日か世界の意見が一致して
このバラこそが『4頭の種馬バラ』の一つだと
認定されるかもしれないです!   



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