2010年09月15日
ブルー・スカイズ
■憧れのバラ苗■ブルー・スカイズ
            希少青バラ

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発表当時 「一番青いバラ!」と
評判になった品種だそうです
「この青さをカメラではとらえきれない!」と
作出者さんが頭をかかえたそうです
1980年代 アメリカ生まれのバラです

青くてビックリ!は最近の
某アルコール飲料会社の
青いバラみたいなものでしょうか?
某アルコール飲料会社の青いバラは
遺伝子工学の成果
では このバラは?
交配 交配 交配 です

お母さんバラは
『スターリング・シルバー』 x 『インターメッツォ』
でバラを作り
また別に
『スターリング・シルバー』 x 『シモーン』
でバラを作り、それらを交配したもの
交配に使われたバラは、すべて青バラです

お父さんバラは『ミュージック・メーカー』と
『ブルー・ムーン』 x 『トム・ブラウン』で生まれた
バラの交配

『ミュージック・メーカー』はピンク
『トム・ブラウン』は花色がモーヴと茶色で
ブルー香&フルーティな香りの個性派バラ

お母さんバラの交配は方は青バラばかりで 
単純と言えば単純
お父さんバラの方は複雑ですね

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この交配で発表までに
何年かかったのでしょうか?
さあ 発表だ!と思ったら
その青さが写真ではうまく出ない・・・

1980年代のアメリカには
デジタル・カメラやパソコンがなかった?

そんなことはないだろうと思いますけれど
ともかく目の前にある
『ブルー・スカイズ』の美しさが
表しきれなかったのでしょうね

花びらは丸弁
外側の花びらがとがるときもあります
基本的丸弁花・剣弁出現あり・・・という感じ

香りはブルー香
青薔薇特有的魅惑香

茎の上の方はほとんどトゲがありません
つるりん茎なんです
葉っぱは丸め

実はこのバラはバック博士のバラです
あったか気候の人々はあったか色が好き
冷涼気候の人々は涼しい色が好き・・・
という傾向があるよう思います

寒さに強いバラをめざしたバック博士としては
青いバラはなんとしても作りたかったことでしょう

しかしながら『ブルー・スカイズ』は
他のバック・ローズに比べると
耐寒性が強くないんです ウ〜ム

病気にもバリバリ強いというほどではないです
ウ〜ム

博士は悩んだかも知れませんねぇ
マイナス17℃(華氏0度)くらいまでなら
大丈夫そうですが
あ〜これではバック・ローズではなく
ブラウネル博士のサブ・ゼロ・ローズ

マイナス20℃、30℃になる地域で
楽々けろけろバラ栽培を!と
バック・ローズのコレクションを
していらっしゃる方にはお奨めできません

薬剤散布は何があってもしません
バック・ローズは病気に
強くなければなりませぬと、
お考えの方にもお奨めできません

お奨めできないものをなぜ紹介するか???
フフフ
バック・ローズは暑さにも強いんです!

話題の青バラほど青くない?
はい確かに完全なブルーではないです

でも遺伝子工学の発達する前に
年月をかけて人間の工夫でできた
バラというのも浪漫があるでは
ないですか!

カメラでとらえきれない花色のバラですので
是非 実物をご覧くださいませ

今は21世紀じゃないか!
カメラも進歩しているぞ!
単に写真が下手なだけだろう!

どひゃ〜 ばれちゃいました
(もとからバレバレ)

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