2009年11月18日
フォークシンガー
■憧れのバラ苗■フォークシンガー
              ほんわかバック

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なんともいえない優しい色合い
これで寒さに強いんです
暑さにも強くて 病気にも強い
バック博士作出のバック・ローズですから!

ARS(アメリカン・ローズ・ソサエティ)の分類では
イエロー・ブレンドなんです
でもイエロー・ブレンドだけではすまないような
ほんわかカラー

イエロー系には違いがないですが
アプリコットっぽいし
ピーチ・ピンクのときだってあるんですよ!

香りもフルーティーです
ベースはティー香ですが
それに加えてフルーティーな香り

神戸に「マリアージュ・フレール」という
紅茶のお店があります

いろいろなフレーバーのつけられた
お茶がぎっしり 日本茶や中国茶もあります

お茶にフレーバーを付け加えることに関しては
マリアージュ・フレールが
まさに革命的だったと聞いています

ティー香ベースにフルーティな香り
この花の香りをかぐと
重厚な店構えの神戸マリアージュ・フレールが
思い出されます

マリアージュ・フレールのお店は
神戸にあるくらいだから、東京にもきっとあるはず
世界的な紅茶ブランドなので
お口になさったかたも多いかと思います

別にマリアージュ・フレールでなくてもいい?
そうですね 
紅茶を飲みながらフルーツを食べた
楽しい思い出のひとときが
心によみがえるかもしれません

樹高のめやすは1・2メートル程度
分類はシュラブですが
全体の感じはハイブリッド・ティー
枝がダァァァァ〜と伸びて
枝垂れるタイプではありません
シャキーンと立って、麗しの花を見せてくれます

葉っぱは光沢のある濃い緑
ツバキの葉にちょっと似ているかもしれません

これだけの葉っぱだと、病気だけでなく虫さんも
「このバラはご遠慮させていただきます」と
去って行きそうです

お母さんバラは、苦難と栄光のバック・ローズ
『ケアフリー・ビューティー』

お父さんバラは、ドイツのコルデスさんの
黄色いフロリバンダ

バック博士は、バラの交配が
思うように進まないときに
コルデスさんに助けられたのだそうです

ご自身の作品『ケアフリー・ビューティ』と
恩人コルデスさんのフロリバンダから
素晴らしいバラを作出!
美しい物語ですね

その昔 某放送局で「ふるさとの歌祭り」とかいう
番組があったそうです
各地の民謡などを紹介する番組でしょうか?

その番組の英字新聞での表記は
「フォークソング・フェスティバル」だったそうです

バック博士はアメリカの方なので
日本の某放送局で民謡を歌う方々に
捧げたのではないとは思うのですけれど・・・

いわゆる「フォークソング」に
青春の思い出を重ねるのも素敵♪

いや〜 あの番組が良かった! 好きだった!
の場合は、「ふるさとの歌祭り」の花
として愛でるのも素敵♪
自分のバラの楽しみ方は自由自在です♪

ほんわかカラー・小さめ大輪の『フォークシンガー』を
マイ・ローズの一本にいかがでしょうか?
花色にうっとり 香りにもうっとり

バック博士とコルデスさんの
国境を越えた友情にも
うっとりできるバラです

お気に入りのフォークソングや民謡を口ずさみながら
バラのお手入れをするのも楽しいですね

そのとき ロザリアンはまたたくまもなく
フォーク・シンガーへと変身するのでございます



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2008年05月07日
セレンディピティー
■憧れのバラ苗■セレンディピティー
                       ティー香バック・ローズ

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ひょんなことからこのバラが欲しくてたまらなくなって
探して、待って、手に入れて
最初の花が咲いたときに
ウオオオオ〜〜〜!と叫んでしまいました

美しいのです!

オレンジの溶け込んだうっとりピンク
ウオオオオ〜〜〜!のあとは
ちょっと陶然としてしまいました

花びらの外側が濃い色です
ハイブリッドティー第一号の『ラ・フランス』みたい

花びらのフチが折れ曲がると
淡めのピンクと濃いピンクが
きれいなコントラストを見せてくれます

ハイブリッドティーのバラの花色よりは
ティー・ローズの花色に近いなと感じました

優しく心を包んでくれる雰囲気なんです

香りもティー・ローズの香り
ちょっと甘めのティー・フレグランスです
 
最初ちょっとリンゴかな?と思います
でもやっぱり紅茶の葉っぱの香り

わざありのティー香!
あ〜 香りにもうっとり

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花は大輪
スッと伸びた茎の上にきれいな形の花を咲かせます

樹高のめやすは90cmから1・2メートル程度

バック・ローズの中では
一番コンパクトな部類に入ると思います

アイオワ州立大学の教授だったバック博士作出のバラ

バック博士のバラなのでバック・ローズです

バック・ローズは寒さにも暑さにも強くて
さらに病気にも強いのが特徴です

日本にもっともっとバック・ローズが
入ってきて欲しいなぁと思っていました

思っていてもダメそうなので
自分たちで入れるぞ!と決意しました

そんな矢先に「ひょんなこと」が起こりました
 
「ひょんなこと」の始まりは映画です

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ジョン・キューザックという俳優さんが好きで
キューちゃんが出ている映画は片っ端から見ています

DVDのレンタルやさんに行って
キューちゃんの顔をみつけて
内容も確認せずにホイっとレンタル

その映画のタイトルが「セレンディピティ」でした

舞台はニューヨーク

「セレンディピティ」という名前の
超人気カフェも登場します

「セレンディピティ」でお茶しながら主役二人の会話
セレンディピティという単語の意味を話しています

コロンブスのアメリカ大陸発見 
フレミングのペニシリン
?????

映画は映画としてしっかり楽しみました
 
セレンディピティーの意味するところも
なんとなくわかりました

それでもさらにあれこれ調べてみたら
「なんと素晴らしい単語なんだろう 
セレンディピティとは!」となりました

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「偶然に素晴らしいものを発見する能力」

なんだかバラ選びにぴったりじゃないですか?

現在流通しているバラの数は
1万とも2万とも言われています

でも育てるバラを選ぶのは
1万、2万のバラを検討した後ではなく、ふとしたきっかけ

それが超お気に入りのバラになってくれたら
それこそ「セレンディピティ」!

ガーデンにバック博士の『セレンディピティ』は
いかがでしょうか?

偶然に素晴らしいものを発見する能力が
ますます磨かれて
ローズ・ガーデンが飛躍的に美しくなるかもしれません!



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