2009年05月30日
日本全国是非是非施肥
南北に長い日本では
バラの栽培管理も地域によって
違いますが
この時期は日本全国共通のことが
一つあります

施肥です 施肥
肥料を施す これを是非

みなさま 肥料足りてますかぁ?

え?一回もあげてない?
あげてくださ〜い

花の前にあげたけど
その後はゼロ?
あげてくださ〜い

開花中?
窒素ゼロの肥料なら迷わずど〜ぞ

だいたい「ツボミがついたら花後まで
肥料はストップ」というのは
日本式みたいです
アメリカの人たちに「なぜ?」と
不思議がられた経験があります
アメリカでも開花状態で販売する鉢バラは
開花前から窒素分は減らすらしいですけど・・・

窒素・リン酸・カリ全部入りの有機肥料なら
満開か満開をちょっと過ぎたころが
良いかな?
ブラボ〜 ブラボ〜 アンコール・・・という
気分であげると楽しいです♪

バラは開花中は養分をぜ〜んぶ花の方に
送り、ピークを過ぎると
葉っぱの方にも移動させるそうです
次の花のための施肥ならば
葉っぱに行かなくては!
咲いたのであげる 
次もよろしくとあげる♪

アンコールのない一季咲きは
ブラボ〜肥料だけにしておきましょうかね
温暖地なら堆肥だけでもいいかも

ブラボー・アンコール肥って
小山内先生のおっしゃる「おひねり肥」?

まぁ だいたいそうですね
「おひねり肥」では若い皆さまに
意味不明かと思い
ARG(←アンティーク・ローズ・ガーデン)が
もうひとひねりしてみました

叱られる?
はい 大丈夫です!!!
小山内先生は太っ腹
それにアメリカの施肥事情などお伝えしたのは
不肖ARG

小山内先生はアメリカのバラ事情まで
情報収集するだけの
お時間がないみたいです
ARGが暇でしょうがない・・・って
訳ではないですけど
通勤時間が短いですから
(玄関でたらば、すぐにバラ♪)

で、なぜ今 
日本全国是非是非施肥なのか?

温暖地 暑い夏を乗り切る体力づくりです
      梅雨どきは肥料が流れ出てしまいます
      スカスカ土になっても真夏はそんなに
      施肥できません
      今のうちにバラに吸収してもらいましょう

寒冷地 肥料を与えられる期間が短いです
      今のうちにどんどんあげて
      秋からは自然に肥料が切れてくるように
      すると越冬が楽です
      バラが自分で冬支度をしてくれます

あ!もちろん!
一度にあげる量はその肥料の指示に
従ってください
ドカ肥よりはチョコチョコ肥

同時に堆肥もあげると
バラが喜んでくれます!

以上 偉そうに書いておりますが
本日スイセン集中で
あせりながら施肥施肥したからなんです

今春はバタバタしていて
スイセンにまで手が回らず
堆肥もやれず肥料もなし

球根パワーでちゃんと咲いてくれましたが
これでは来年が危ない!
葉っぱのあるうちに施肥施肥施肥と
あせった次第です

バラはこれからずっと葉っぱがありますが
夏に向けて今の時期にも
進呈しておいたほうがよいでしょうと
感じましたので
こういう記事になりましたマル




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ホスポン効果
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窒素ゼロ・リン酸50・カリ33の『ホスポンーF』
という肥料があります

水に溶かして葉っぱにシューシューする肥料です

ホスポン散布でこ〜んなに大きな花が
咲きました♪

しかも茎もしっかり♪
支柱なしでこの巨大花を咲かせています
カリが効いているみたいです

ホスポンは大きな花を咲かせるだけでなく
株全体をカッチリとさせてくれるのだなと
改めて感心しています

以前にお客様から
「ホスポンがうどんこ予防に効く」と
お聞きしたことがあります

これだけ株カッチリに育つなら
うどんこ病の予防にだって
効果あるわな〜としみじみ感じます

窒素ゼロですから、ホスポンだけで
こうはなりません

株元には上質堆肥とオリジナル・ブレンドの
有機肥料も入れています

堆肥も入れてる/肥料もあげてる
でも花がパッとしないとお嘆きでしたら
ホスポン散布はいかがでしょうか?

むか〜しむかし 
アマチュア・ガーデナーだったころ
高原に遊びにみえた中国人(らしき人)に
中国語風アクセントで「は〜な ち〜さいね」と
言われて、鼻先で笑われた経験があります
無念なり

中国人さん カムバ〜ック!!!
このアナベルを見て頂戴!!!と
祈っているところです

支柱なしで直立しているところも
しっかりと見て頂きたいです!
 
【謹告】 スイカは小玉スイカです 
アナベルの花がこんなに大きいとは
思っていなかったので
特大サイズの小玉スイカを買ってきました
ここまで大きいのなら普通スイカとも
張り合えたなぁと思っているところです
普通スイカを支えて記念撮影するのは
ちょっと難しそうですけど・・・
 



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2007年12月01日
分解者

光合成で栄養分を作り出す緑色植物が
生産者

植物を食べる動物が一次消費者
一次消費者を食べる動物が二次消費者

食物連鎖です

中学校くらいで習いましたよね

分解者というのもありました

落ち葉や動物のフン・死骸などの
有機物を分解して
無機質に変える働きをするものたち

分解者が無機質に変えたものを
植物が吸収します

そしてそこからまた
生産者→一次消費者→二次消費者という
図式が成り立ちます

食物連鎖のスタートは分解者だとする
考えもあります

バラ栽培ではスタートを分解者にして
考えたほうがわかりやすいかもしれません

肥料として与えた有機物を
分解者が分解して無機質に変える

それをバラが吸収して
(光合成もして)
芽が出る・葉が出る・花が咲く

分解者が無機質に分解してくれないと
植物は吸収できない

まあ こういう訳で
有機質でできている肥料は
無機質でできている化成肥料より
効き目が表れるのが遅いのです


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