2007年01月12日
切ったら株元から!
以前にも告白いたしましたが
剪定こわいこわい病です

でもバラではなくてホクシャ

いつ切ったらいいのか
どのくらい切ったらいいのか
わかりません

今年はこわいこわい病を克服して
冬に切りました!

とはいえ
今まで冬にホクシャの剪定をした経験がゼロなので
いきなり全部を同じように切るのは
やっぱりこわい・・・

で、いろいろな切り方をしてみました

バッサリ切ったものが一番経過良好です
株元というか土の中から新しい葉っぱがワシワシ

この葉っぱが伸びれば
見苦しくて生産性の低い老木とは
サヨナラ〜出来ます

古い枝をたくさん残したものは
枝の途中から葉っぱを吹いてきました

この状態だと来年も老木部分と
おつきあいしなければなりません

しかも葉っぱの出方が少ない!

長い枝全体に養分を送るために
パワー切れになっているようです

今度の冬は迷わずに全部のホクシャを
バッサリバッサリ切っちゃおうと決意しました!

温暖地の場合はホクシャにとって苦しい季節である
真夏の前が剪定の適季でしょう

以上はホクシャの剪定報告ですが
バラの剪定のヒントにもなると思います

バッサリ切れば株元にエネルギーが集中する

古い枝をたくさん残すと枝の高い位置まで養分を
送るため葉っぱの展開が遅いしその数も少ない

しかも残した老木部分とは
来年度もおつきあいしなければならない

な〜んとなくバラも切りたくなってきませんか?

まだ剪定をためらっていらっしゃる方が
ちょっと切ってみようと感じていただけたら
うれしいです


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2006年12月08日
6ミリメートルの超剪定
Graham_Thomas3.JPG 

今春、雪から出てきた『グラハム・トーマス』

折れた枝・枯れこんだ枝を取り除いたところ
残ったのは枝一本
しかもクラウン部からほんの6ミリ程度

コンテストに参加なさる方は
ゲンコツ剪定といって
クラウン部ぎりぎりまで切り詰めることが
あるそうです

しかしこれは意図的にやったものではなく
寒さのダメージでこうなってしまいました〜状態

あわわわ これではもうあきらめた方が
いいかいな?と思いました

そう思いつつも引っこ抜いたりせずに
世話をしていたら・・・

ジャジャーン! 復活しました!

株元からシュートも何本か出て
8月には1メートル程度まで伸び
一ヶ月遅れで一番花
(寒冷地なので一番花は7月です)

その後も元気に育って
途切れることなく良く咲きました

枝一本残しで6ミリまで切りつめることを
お奨めしているわけではないのですよ

ちょっとやそっと切りすぎても
バラは大丈夫だぞ〜と
お伝えしたいのです

いざ剪定となっても
切りすぎたらどうしよう?と不安になる方
6ミリのグラハムのケースを
思い出してみてくださいね


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よろしくお願いいたします


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2006年12月07日
剪定こわいこわい病
Hoxia.jpg

実は「剪定こわいこわい病」患者です

・・・といってもバラの剪定ではなく
ホクシャの剪定

最近ホクシャがずいぶん出回るように
なったと思います
(長野だけでしょうか?)

でホイホイと買ってしまいます

数年育てるとホクシャの茎は
木質化してきます

どうやらこれは剪定が必要らしいと
感じます

感じますがいつ・どの辺で
切ったらいいのか?

園芸書を見ても夏越しの注意や
増殖の方法は書かれていても
ホクシャの剪定の記事はみつかりません

そこで「こわいこわい病」にとりつかれ
ハサミを入れない

すると・・・

大変不恰好な背高ホクシャとなります
枝数も少ないので花も少ない感じです

よし! ともかく切ろう!と
一鉢だけ真夏にバチバチ切ってみました

結果はう〜ん イマイチ

真冬の半休眠状態のときにバッサリいくのが
良いみたいです

と思いながらまだ切れずにいます

ホクシャの剪定で悩んでいらっしゃる方より
バラの剪定で悩んでいらっしゃる方のほうが
うんと多いと思います

バラにハサミを入れないのは
ダメらしいとわかっていても
なんとなくこわいこわい病になってしまう

これをやったらダメですよ〜
こうしたらいいですよ〜
の情報があればキッパリと切れますよね

バラの剪定で絶対にダメなことは
★クラウン(接木されてふくらんでいる部分)より下で
  切ること
★つるバラの若い枝をバッサリと切り詰めてしまうこと
★一季咲きのバラを冬剪定で極端に切り詰めること
★真夏に夏バテしている株をツンツルテンになるほど
 切り詰めること

これらを避ければ剪定をしたから枯れるとか
花が全く咲かないという状態にはなりません

以上、ホクシャ剪定こわいこわい病患者から
バラ剪定こわいこわいのみなさまへの
メッセージです

こうしたほうがいいですよ〜情報は
順次アップしたいと思っています


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