2007年09月13日
剪定に関して by Graham Thomas
グラハム・トーマスさんは
バラ以外の植物もたくさん育てて
いらっしゃいました

『グラハムはすべてのものを育てる』
・・・と言われていたそうです

著書もバラに関するものだけでは
ないのですよ

バラの本ではないグラハムさんの本の中で
剪定に関しておもしろい表現を
みつけました

バラだけはなく樹木一般に関して

『剪定は楽しい作業だ』 フムフム

『それは樹木に対する私達の
優位性を不動のものとしてくれるから』

おお
なんかスゴイ表現ですね
英国人的発想かなぁ

『それ(樹木)に対して茂りすぎることは
不要だと知らせる』

『もっと花を咲かせなければならないと
知らせる』

『実をつけてもいいと許されたのだと
知らせる』

つまり剪定は
人間が人間の好みで
茂りすぎを制御したり
花つきをよくしたり
実(バラならばヒップ)をつけさせたりを
選ぶ作業である・・・という意味でしょうか

バラのためには
剪定スリー・ディー作戦!

そのあとは育てる人の好みで!

ちょっと剪定が気楽になりませんか?


※剪定スリー・ディー作戦については
こちらをご覧ください
http://antiquerosegarden.dreamblog.jp/27/110/ 



アンティーク・ローズ・ガーデン
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2007年01月13日
剪定・整枝の目的
バラはどんな目的で切るのでしょうか?

☆株の若返り
☆株の健康増進
☆樹形を整える

そして
☆良い枝に養分を集中させ良い花を咲かせる

・・・こんなところでしょうか?

古い枝を株元から取り除いてしまえば
株全体の若返りをはかれます

枯れた枝・病気の枝を取り除けば
株の健康増進につながります

株の中央に向かって伸びている枝や
交差している枝を取り除けば
空気の流通がよくなり
これも健康増進に役立ちます

へんてこりんな方向に伸びている枝や
伸びすぎている枝を切って
樹形を整えたほうが
見ていて楽しいですよね

不要な枝を取り除いて
良い枝だけ残したら
全体の高さの調整

深く切れば大きな花が咲きます
浅めに切れば花は小さくなりますが
花数が多くなります

このあたりまで切ればこの辺で咲くなぁ
ここで切ればこっちに伸びてここら辺で咲くかぁ

あれこれ考えながら切れば
剪定は『作業』ではなく
クリエイティヴな『創造活動』になるでしょう

よっしゃ〜 自分のバラを自分のセンスで
つくりあげまっせぇ・・・と
積極的に取り組むのはいかがでしょうか?

剪定はバラのために
そして自分自身のために!

手に切れ味のよい剪定バサミを
お忘れなく!


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