2008年02月11日
ルゴサ系の剪定
Roseraie_de_lHay.jpg


【ルゴサ/ハイブリッド・ルゴサの特徴】

 花色 赤,白,ピンク,パープルなど
     まれに黄色の品種もある
 
 香り  香りの強弱は品種による
     

 樹高 60cm程度のものから
     1.5m程度のものまで様々
     
 葉   つやのないゴワゴワの葉

 トゲ  トゲは多め
      ハイブリッド・ルゴサは
      とげ少な目のものもある

 花季  四季咲き/返り咲き/一季咲き

 栽培最適ゾーン ゾーン3(−40℃以上)から
            栽培可能

            ハイブリッド・ルゴサは耐寒性が
            劣る品種もあるので
            極寒冷地では注意が必要

Mrs_Anthony_Waterer9.jpg


【ルゴサ系の剪定の基本】

折れた枝・枯れた枝・病気の枝は
見つけ次第切り取ります(周年)

細くて黒ずんでいる枝先は
切り取ります(周年)

枝が順調に伸びることができるように
混みあった部分は古い枝を株元から
取り除きます

株の内側に伸びる枝や
交差している枝は取り除きます

Souvenir_de_Philemon_Cochet2_1.jpg


ルゴサ系のバラは夏・冬の季節に関係なく
剪定可能です

ヒップを楽しむ品種は花後にハサミを
入れないようにします

Mrs_Dreen_Pike.jpg


ルゴサ系のバラは砂質の土壌が好きです
お日様が好きです

酸性土壌を好みます
アルカリ性の肥料は使用しないほうが
良いでしょう

葉っぱに薬剤などがかかるのを
嫌います
(耐病性が強いので薬剤が必要になる
ケースは稀です)


Rosa_Paulii2.jpg


ルゴサの葉っぱは一種の野生美が
あります

各種の植物と植え込んでワイルドな
雰囲気を楽しみたいときにピッタリ

和風の庭にも調和します

Rosa_Rugosa.jpg





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2008年02月08日
イングリッシュ・ローズの剪定 温暖地編
Graham_Thomas3_4.JPG


【イングリッシュ・ローズの剪定の基本】

折れた枝・枯れた枝・病気の枝は
見つけ次第切り取ります(周年)

細くて黒ずんでいる枝先は
切り取ります(周年)

枝が順調に伸びることができるように
混みあった部分は古い枝を株元から
取り除きます

Molineux_2.jpg


イングリッシュ・ローズは栽培地域の気候によって
大きさが変わってきます

寒冷地の剪定の方法をまとめてみました

この通りにやらないと絶対にダメだ!
という訳ではありません

一応の参考になさってください

Pat_Austin_1.jpg


【小型タイプ】 
 
冬剪定は40cm程度をめやすにして
切り詰めます

株元がギュウギュウになるほど
枝数があるときは
不要な枝をつけ根から取り除きます

株の内側に伸びている枝や
交差している枝も取り除きます

ボーボーに茂っていたら夏の終わりに
樹形を整えます


Charles_Darwin_1.jpg


【中型タイプ】  

冬剪定は樹高4,50cmをめやすに
切り詰めます

枝が柔らかめで枝垂れるタイプは
長めに残すと優美な姿になります

その他は小型タイプと同様です


Golden_Celebration9.jpg


【大型タイプ】  

温暖地ではつる性の生育をするので
誘引して育てます

冬剪定はつるバラと同じように管理します

普通のつるバラは短く切り詰めると
全く咲かないケースもありますが
イングリッシュ・ローズは大型のものを
切り詰めて咲かせることもできます

この場合は好みの高さで切りそろえます

その後の管理は小型タイプと同じです

Crown_Princess_Margareta2.jpg


つる仕立ての場合は一番花のあとに
多肥管理をすると枝と葉ばかり生育します

肥料はほどほどに
花後は微量の肥料を含む堆肥だけにするのも
一つの方法です

大型のイングリッシュ・ローズは品種によっては

温暖地の秋には咲かないものもあります

春の爆発的開花を楽しみましょう!

Teasing_Georgia6_1.jpg




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2008年02月07日
イングリッシュ・ローズの剪定 寒冷地編
Immortal_Juno_2003_St._Swithun.jpg


【イングリッシュ・ローズの特徴】

 起源 ディビット・オースティンさんが
     バラの作出を思い立ったとき

     『コンスタンス・スプライ』(1961年)が
     イングリッシュ・ローズ第一号

 花色 各種
     オールド・ローズにはないイエロー系,
     アプリコット系もある
     ブルー系はない
 
 香り   大半が強香
      他のバラにはあまりないミルラ香もERの
      特色
     
 樹高 コンパクト・サイズ(60cm程度)から
     つるバラまで各種
     
 葉   大きさ・形・質感は品種によって
     さまざま

 トゲ  ほとんどトゲなしのものから
      トゲの多いものまで様々
     
 花季  四季咲きのものが多い

 栽培最適ゾーン 品種によって違うが
            ゾーン6以上(−23℃以上)で
            栽培可能なものもある
            
Gentle_Hermione3.JPG


【イングリッシュ・ローズの剪定の基本】

折れた枝・枯れた枝・病気の枝は
見つけ次第切り取ります

細くて黒ずんでいる枝先は
切り取ります

枝が順調に伸びることができるように
混みあった部分は古い枝を株元から
取り除きます

株の内側に向かって伸びている枝や
交差している枝は切り落とします

寒冷地では
晩秋以降にハサミを入れると
バラが活動を始めて
寒さに負けてしまいます

剪定は遅霜の恐れがなくなってから
夏の終わりまでに行います

Queen_of_Sweden2.JPG


イングリッシュ・ローズは栽培地域の気候によって
大きさが変わってきます

寒冷地の剪定の方法をまとめてみました

この通りにやらないと絶対にダメだ!
という訳ではありません

一応の参考になさってください

Mary_Magdalene.JPG


【小型タイプ】 
 
寒冷地では樹高3,40cmくらいしか
伸びない場合があります

冬剪定でも健全なところ(芯が白い)
まで切り戻したら高さの調整は
それで終了です

株元がギュウギュウになるほど
枝数があるときは
不要な枝をつけ根から取り除きます

※寒冷地で枝を取り除くときは
  外見で判断せずハサミを入れてみて
  芯まで白い健全な枝を探します

  健全な枝を数本確保できたら不要な枝を
  取り除きます

  剪定は遅霜のおそれがなくなってから
  芽がふくらんできてからでも遅くないです
    
株の内側に伸びている枝や
交差している枝も取り除きます

夏剪定は特に必要ありません
(上記の基本の剪定は行ってください)

春から夏まで肥培管理します
7月にはカリを与えます


Sister_Elizabeth2.JPG


【中型タイプ】  

樹高4,50cmをめやすに切り詰めます

枝が柔らかめで枝垂れるタイプは
長めに残すと優美な姿になります

その他は小型タイプと同様です


Summer_Song3_1.jpg


【大型タイプ】  

寒冷地ではつる性の生育をせず
大型シュラブでとどまります

伸びない代わりに連続的に開花します

樹高1メートル程度をめやすに
切り詰めます

さらに切り詰めることも可能です

その他は小型タイプと同様です

Masako3_1.jpg


 




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