【モス・ローズの特徴】
起源 センティフォーリア系のバラの
突然変異が最初
花色 パープル,パープル・レッド,
様々なピンク,白
香り 花は強いオールド・ローズ香
モスの部分はバルサム香
樹高 コンパクトなものから大型シュラブまで
葉 センティフォーリア・モス グレイ・グリーン
ダマスク・モス 明るい緑 丸くて大きめ
ポートランド・モス 明るい緑からやや濃い目の緑
トゲ 茎の上部に近づくにつれて
トゲの先端が鋭さをなくして苔状になる
先端部にバルサムの香りの
樹脂が蓄えられている
ツボミを包むガクもモスで覆われる
花季 センティフォーリア・モス 一季咲き
ダマスク・モス 一季咲き/返り咲き
ポートランド・モス 四季咲き/返り咲き
栽培最適ゾーン ゾーン5から9 (−29℃以上)
【モス・ローズの剪定の基本】
折れた枝・枯れた枝・病気の枝は
見つけ次第切り取ります
爪楊枝より細くて黒ずんでいる枝先は
切り取ります
枝が順調に伸びることができるように
混みあった部分は古い枝を株元から
取り除きます
一季咲きか返り咲きか
枝が硬いか柔らかいか
によって剪定が異なります
下にモス・ローズのタイプ別の剪定の方法を
まとめてみました
この通りにやらないと絶対にダメだ!
という訳ではありません
一応の参考になさってください
【枝が柔らかめ一季咲き品種】
夏・冬の特別な剪定は不要です
(上記の基本の剪定はします)
オベリスクなどに誘引することができます
ヒップのつかないものは花がら摘みをします
『ロサ・センティフォーリア・ムスコサ』
『シェイラーズ・ホワイト・モス』
『グロワール・ド・ムソー』
『ブランシュ・モロー』など
【枝が柔らかめ返り咲き品種】
夏・冬の特別な剪定は不要です
(上記の基本の剪定はします)
オベリスクなどに誘引することができます
返り咲きの花のために
花後にハサミを入れて切り戻します
『サレ』
『カトル・セゾン・ブラン・ムスー』など
【枝が柔らかめ四季咲き品種】
上記の基本の剪定を行います
冬剪定は樹形を整える程度に軽く切ります
(樹高の4分の1から3分の1を切り落とす感じ)
夏剪定は特に必要ありません
ボーボーに茂りすぎることはまずありませんが
茂った場合は交差している枝や
株の内側に向かって伸びている枝を切って
形を整えます
『ジェームス・ヴィーチ』など
【枝が硬めの一季咲き品種】
夏・冬の特別な剪定は不要です
(上記の基本の剪定はします)
大きく育ちすぎたら
春の花後にひざくらいの高さに切り詰めます
切り詰めたあとに柔らかい枝が出るので
扱いやすくなります
ヒップのつかないものは花がら摘みをします
『ウイリアム・ロブ』
『マダム・ルイーズ・レベック』
『キャプテン・ジョン・イングラム』
『インコンペアラブル』など
【枝が硬めの返り咲き品種】
上記の基本の剪定を行います
冬剪定はひざくらいの高さに切り詰めます
夏剪定は特に必要ありません
ボーボーに茂りすぎている株は
交差している枝や
株の内側に向かって伸びている枝を切って
形を整えます
返り咲きの花のために
花後にハサミを入れて切り戻します
『ソフィー・ド・マールシィ』
『ユージェニー・ギノワッソー』
『ドゥイル・ド・ポールフォンテーン』
『マダム・デ・ラ・ローシュ・ランベール』など
【枝が硬めの四季咲き品種】
上記の基本の剪定を行います
冬剪定は樹形を整える程度に軽く切ります
(樹高の4分の1から3分の1を切り落とす感じ)
夏剪定は特に必要ありません
ボーボーに茂りすぎることはまずありませんが
茂った場合は交差している枝や
株の内側に向かって伸びている枝を切って
形を整えます
『ドレスデン・ドール』など
モス・ローズの代表選手のように思われている
『シャポー・ド・ナポレオン』は
厳密に言うとモス・ローズではなく
センティフォーリアに分類されるそうです
そう言われてみると
花首にモスがありません
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