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真夏にはバラが葉っぱを落とすことが よくあります
枝のてっぺんだけに葉っぱが残って 途中は棒状態
適切な処置をすると葉っぱが復活してくれます
作戦1 ヘッド・ヒート・フット・クール 作戦2 頂芽優勢を破る
作戦1は根っこを涼しくしてみることです
具体的な対策は良質の堆肥を株元に 敷き詰めてみること
この方法で暑さでへばってドンドン葉っぱを 落としたバラが完全に回復した経験があります
富士山5合目で7月に開花するというバラを 入手したのですが 長野の夏は暑すぎたらしく ドンドン葉っぱを落としてしまいました
富士山5合目と寒さ比べ!と 張り切っていたのですが 夏は長野の方が暑いらしい・・・
棒きれ状態になっても枯死することは ないでしょうが 短い夏に養分を蓄えなければ冬が越せません
根っこを涼しくしてあげるために 良質の堆肥でマルチしました
おおおおお〜〜 葉っぱが出てくる!出てくる!
元気があり余ったのか 一季咲きのはずのこのバラは 葉っぱの回復のついでに 真夏に花まで咲かせました♪
う〜〜〜〜 感動! 入手したのが花後だったので 一年待たねばならないと思っていたのです
それが葉っぱオチオチ状態から回復して しかも花まで咲かせるとは!
夏はマルチだぁぁぁぁと強く思いました
鉢植えで表面に根っこが出ているような 状態の時には堆肥マルチが特に有効です
一度にドッサリ敷くより薄めに敷いて 土となじんだらまた追加する方がいいです
未熟な堆肥を使うと逆効果になりますから くれぐれも良質の堆肥で!
作戦2は枝の先端を下げること
植物は先端だけが生育する頂芽優勢の 性質があります
つるバラも垂直に伸ばしたのでは 先端にしか花が咲きません
てっぺんだけに葉っぱが残った枝を 垂直の状態にしていては 下のほうの葉っぱは出てくれません
つるバラの誘引を真似て葉っぱを 出させましょう!
支柱だけを立てた鉢を用意して その支柱に誘引して先端を下げるのも 一つの方法です
レンガか何かを利用して ひもを使って枝先を下げる方法もあります
切り花農家は折り曲げ剪定というのを やります
採花しない枝をグキっと折り曲げて 光合成だけさせる
これを真似て先端を折り曲げて 下葉を出させるという手もあります
しかしこの方法は下手をすると グキで止まらずボッキリやってしまって 取り返しがつかないケースもありますので ご用心!
文章だけじゃわからん?
そうですよねぇ 画像を用意したいと思います
発泡スチロールでつくる 簡単断熱鉢カバーもご紹介したいのですが 夏はなんだか忙しくて〜〜〜〜
ヘッド・ヒート・フット・クールに関しては http://antiquerosegarden.dreamblog.jp/22/108/
頂芽優勢に関しては http://antiquerosegarden.dreamblog.jp/blog/367.html
もご参考になさってください
画像もできるだけ早く用意したいと 思っています
思ってるだけで秋がきてしまったら ごめんなさい

| by antiquerosegarden |
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