2009年03月09日
化学肥料はソルト

英語のバラ本を読むと
「化学肥料はソルトだ」などと
はっきり書かれていて
ギョッとします

う〜む 化学肥料は塩かい?

化学肥料は無機塩類を含んでいて
それが分解されずに土壌に残るらしいです
(某有名大学卒・植物学専攻の方に
お伺いいたしました)

土壌中に高濃度で塩類が残れば
根っこは漬物状態になってしますよね

バラの根のおつけもの
これは嬉しくないです

おいしいかどうかの問題ではなく
つけもの根っこでは元気に育って
くれるはずがありません

有機肥料なら?
土壌中の微生物が分解してくれるので
その分 安全らしいです

微生物くんたちも
ご馳走をもらってご機嫌さん♪

化学肥料だけは
あんまり良くないですよ〜〜〜〜と
言われるより
「化学肥料はソルト」と言われちゃうと
あらら有機肥料も使わなくては!という
気分になっちゃいます

生の有機肥料(油かすそのもの)などは
分解が遅く、効き目の表れるのが
遅いのが悩みの種

生ではなく、半生状態の
ボカシ肥はいかがでしょうか?

バラ苗にお付けしているおまけ資材も
そろそろ有機のボカシ肥に
変えたほうがいいのかな?
・・・と考えているところです






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2009年02月06日
芽出しの肥料

節分も過ぎました

栽培地や栽培品種によっては
芽がプックリしてきたバラもあると
思います

冬場に元肥を入れてあれば
特に必要はありませんが
全然与えていない場合は
そろそろ肥料が必要です

地植えなら固形肥料の置き肥

鉢植えも固形肥料置肥でいいですが
さらに薄めの液肥を与えるのも効果的です

「液肥をあげた」という安心感を
感じることもできますしね♪

元肥入りならそのままの状態で
元肥ゼロなら
芽が「私はここにいます」と
自己主張をはじめたら肥料を与える

そして、しばらく様子を観察

芽が伸びてきたときに
勢いがない・葉の色が悪い感じでしたら
さらに追加

肥料は後から追加するのは
簡単ですから
一度にドカンと大量投与は
しないほうがいいです

有機質の肥料では多少多めでも
肥料による根っこの障害は出にくいですが
化成肥料一度にドカン投与は危険です

20キログラム入り硫安を
一鉢に全部与えたりしたら大変なことに
なります
(・・・って、鉢の上にそんなに
乗りませんけどね)

有機肥料を与えたら
良質堆肥を薄くかぶせておくのも
効果的です
有機肥料はカラカラに乾くのは
好きじゃないんです
で、ちょっとだけマルチ♪

積雪地帯では今は何もできませんが
どうせバラは寝てますから
ご飯は不要です
地面が出てきたらせっせとあげてください




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2007年10月24日
バラの肥料の与え方

むか〜し むかし
バラの肥料はお盆過ぎまで
秋はやらないと言われていました

寒冷地は今でもこれでOKです
お盆以降に与えるのはカリ肥料と堆肥だけ

温暖地なら窒素、燐酸、カリを含んだ肥料を
生育期間中は秋まで与えます

堆肥もお忘れなく

花後の肥料も『花が咲き終わったら』が
『常識』でしたが
今は『満開になったら』が優勢です

『満開になったら与えましょう』の
日本での提唱者は小山内健先生

花後に『お礼』として与えるのではなく
満開になったときに『おひねり』として
与える

満開だ〜 ブラボ〜 
拍手喝采 肥料をどうぞ!・・・という感じですね

肥料の与え方の『常識』も時代とともに
変わっていくのは面白いですね

地球温暖化も原因の一つかな?

バラがコンテスト目的より
ガーデン・ローズとして楽しまれるように
なったきたのも大きな理由だと思います
 


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