ケーキの上に乗っかっているバラを
クリームで作るのは
難しい技が必要だそうです
プリンカップの底に
小型ソフトクリーム状にしぼりだし
その回りに花びらをつけていくそうです
クリームをしぼりだす袋と口金が
ないと不可能ですね
このしぼりだし袋の原型が考案されたのは
19世紀
いきなりバラを作るためではなく
小さめのお菓子を作るために
生地を小さく分断するためだったそうです
なぜ小さく分断する必要があったのか?
1)当時の人々は歯が健康ではなかった
2)当時のスプーンは今のものより
うんと大きかった
大きなスプーンで生地をすくったのでは
一つが大きくなってしまいます
歯が健康でない人は
リキュールに焼き菓子を浸して食べるのが
お好みでしたが大きなお菓子を
小さなリキュールグラスに浸すのは
一苦労
・・・という訳で、お菓子の生地の分断の
ためにしぼりだし袋の原型が考案されました
その後 改良されて口金つきとなり
口金も色々な形のものが作られるように
なったそうです
クリームでバラを作るには
先がペッシャンコで斜めになった口金が
必要らしいです
マヨネーズのしぼり口では
頑張ってもバラは無理かぁ・・・
ケーキの上に乗っているバラを見るたびに
「19世紀に歯科口腔医学が発達していたら・・・」
「19世紀のスプーンが小さかったら・・・」と
考えてみるのも面白いかもしれませんね
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