バラにまつわる神話や伝説 - アンティーク･ローズ･ガーデン　

バラの香り成分をギュ～ッと集めたローズ･オイル
最初の最初のローズ･オイルは
こうやって生まれましたよ～というお話を
聞いたことがあります

昔々　ペルシャの王女さまが
ご結婚なさいました
そのお祝いのときに
宮殿の庭園に水路が作られました
水路にはバラの香りの水が満たされました

水路にボートが浮かべられて
新郎・新婦がそれに乗り込みました
バラの香りの水の上を進むボート
お日様が水面にキラキラと輝き
二人を祝福します

王女様がふと見ると
水面に何かが浮いています
手を伸ばしてすくいとってみると
素晴らしいバラの香りがしました

キラキラ輝いたお日様が
バラの香りの水から
オイル成分を分離してくれたのです
バラの香りを凝縮したオイルの誕生です

この出来事の後から人々はローズ･オイルを
作ることになったということです

実話・・・ではないですよね
ボートを浮かべられるほどの水路と
それを満たすバラの香りの水！
バラが何本必要なんでしょうか！

以上　ローズ･オイル誕生のお話でした
では早速　明日試してみよう･･･とは
行かないです
なぜならばまずペルシャの王女様に
生まれ変わらねばなりませんから！

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どうぞよろしくお願いいたします

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2009年05月28日

モス･ローズ誕生の伝説

ＡＲＧ（←アンティーク･ローズ･ガーデン）は
今はバラ屋ですが
昔々からのバラ屋ではありません

なんとなく・花が好き･かも･･･程度の人間
つまりＮ･Ｈ･Ｋでした

Ｎ･Ｈ･Ｋは苦しすぎ？
そしてやばい？
某放送局やその出版部の方が見てるかも～～～
まぁ　いいことにしましょう

Ｎ･Ｈ･Ｋ人間が初めてモス･ローズを
見たとき
「○×△？？？！！！××◎◎」気分に
なってしまいました

驚きっぷりがすごかったのでしょう
今は亡き園芸研究家の先生が
以下のようなモス･ローズ誕生の伝説を
教えてくださいました

　毎日　翼に朝露を乗せて運んでいたエンジェルが
　ある日ちょっと疲れてしまいました

　エンジェルは一本のバラに
　『一晩休ませてくださいな』と頼みました

　翌朝　目覚めたエンジェルは
　『ご親切に対してどうお礼をしたらいいでしょうか？』
　と尋ねました

　バラは『私をもっと美しくしてください』と答えました

　エンジェルは困りました

　『すでに花の中で一番美しいバラに
　どういう美しさを与えることができるのかしら？』

　考えながら下を見ると
　一面のミドリのコケがありました
　エンジェルはコケを集めて
　バラのつぼみにつけてあげました

　こうしてモス・ローズが誕生したのです

ほぉぉぉぉ　美しき伝説
バラの花びらの間で眠るエンジェルの姿が幻想的

『バラはもう美しいのにどうしたらいいのかしら？』と
エンジェルが困るところがなんだかかわいいです

大好きな話なので何度も何度も
書いています
何度も何度もご覧になった方
申し訳ございません

モス･ローズを見て
○×△？？？！！！××◎◎気分だった
Ｎ･Ｈ･Ｋ人間がバラ屋になっちゃいました

ＮＢＡ（なんとなく・バラに興味・あり）状態の
皆様
ＭＲＩ（モス･ローズ以外はいっぱいあり）状態の
皆様
機会があればどうぞお手元にモス･ローズも！

モスの部分にそっと触れると
森林の香りを楽しめます！

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2009年01月21日

ふたご座とレダ

冬の夜空に輝くふたご座

オリオン座の左に同じくらいの明るさの
星が二つあってそれがふたごちゃん
なのだそうです

ふたごちゃんの名前は
カストルとポルックス

なんとなく聞いたことあり？

カストルはギリシア語ではカストール
ポルックスはポリュデウケース

そうです！　
二人はレダさんのお子様

お母様はどちらもレダさんですが
お父様が違います

カストルのパパは
スパルタ王テュンダレオース

ポルックスのパパは
ギリシア神話の最高神ゼウス

では　ふたりは双子ではない？

神話なので色々なバージョンが
あって、二人がタマゴで生まれたとか
いうのもあるみたいです

ゼウスが白鳥に変身してレダさんを
誘惑したから･･･

え～　ともかくカストルとポルックスは
双子のように仲良く暮らし
数々の戦いで活躍もしました

あるとき、カストルが戦いで
傷ついてしまいます
傷は深い　命も危ない

ポルックスはカストルの命を
救いたくてパパ･ゼウスに頼みます

しかし答えはＮＯ

カストルは父親が人間なので
いつか命を終えねばならず
ポルックスは神の子なので
その命は永遠

嘆き悲しむポルックスに
ゼウスは提案します

オリンポスで神々とともに
永遠の命を楽しむか

カストルと永遠の命を分け合い
一年の半分だけを
ともに地平線の上で過ごすか

ポルックスは永遠の命をカストルと
分け合うことを選択しました

そして二人は天に上り星となったのだ
そうです

ふたご座の英語名は「ザ･トゥインズ」
略号はＧｅｍ
夜空に輝く宝石ですね

ふたご座は冬の星座
バラの『レダ』が休眠中は
ふたりのお子様が夜空を飾って
くれます

夜空から二人仲良く
「ママ～～～～」と
呼びかけているかもしれません

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