2009年12月05日
石灰硫黄合剤
石灰硫黄合剤は現在バラの適用農薬
として認められていないそうです

今まで「ねずみ避けに効果あり」と
さんざんお知らせして申し訳ありません

いつからダメなのか?
なぜダメになったのか?

適用農薬の書物をさかのぼって
調べてみましたところ
1992年には石灰硫黄合剤は
バラの適用農薬として表記されていました
1993年から消えています

なぜ?の究明は不可能かと
思ったのですが
案外簡単にわかってしまいました

農薬が失効する原因は2種類
.瓠璽ーが製造をやめた場合
国が安全性の問題から適用を
 取り消す

石灰硫黄合剤は,離院璽垢任靴

バラの適用農薬として認可を受けていたのは
エアゾール・タイプのもので
それを製造していた会社は一社

その会社が1993年には
エアゾール・タイプの製品の
製造をやめてしまっています

認可を受けていたエアゾール・タイプの
製品がなくなったので
石灰硫黄合剤がバラの適用農薬から
姿を消した・・・

もともと農薬取締法が改正されたのは
食べ物の安全性を求めてということ
だったらしいです

農林水産省・環境省の省令第五号の
第二条一項には

(食用及び飼料の用に供される農作物等に
農薬を使用するときは)

「適用農作物等の範囲に含まれない
食用農作物等に当該農薬を使用しないこと。」
と、書かれています
(最終改正:平成一七年六月二十一日)

食用・飼料にするものは
決められた農薬しか使ってはいけない
・・・ということでしょうか?

食用・飼料用の作物に適用外農薬を
使うと罰則があるらしいです

罰則がないなら使っちゃえ〜〜〜と
お考えになるか
法律は法律とお考えになるか
それに関して口出しするつもりは
毛頭ございません

同じ省令の第六条には
住宅地等における農薬の使用の注意として
以下のようなことが書かれていました

住宅地で使うときは飛び散らないように
気をつけてね・・・という内容です

省令となると、文面がこんな風になっちゃうのが
面白いので、ご紹介しておきます

 「 農薬使用者は、住宅の用に供する土地
及びこれに近接する土地において
農薬を使用するときは、
農薬が飛散することを防止するために
必要な措置を講じるよう努めなければならない。」




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2008年03月11日
すごいぞムスク!  遺伝子の接着剤

豪華華麗な花・濃厚な香り
しかしながら一季咲きの
オールド・ヨーロピアン・ローズ

四季咲きながら花はシンプルめで
香りもあっさりの中国バラ

この2つの合体で豪華華麗・香り濃厚な
四季咲きのバラが欲しい!
と願うのはごく自然な考えですよね

西洋バラと東洋バラのいいとこどり!

人間の手によるこの試みは
うまく行きませんでした
(ハイブリッド・チャイナをご参照ください)

うまくいったのはちょっと『自然』が
手伝ってくれた・・・という感じのときです

例えばブルボン・ローズ
オータム・ダマスクとオールド・ブラッシュの
自然交雑

そしてノワゼット・ローズ
ムスク・ローズとオールド・ブラッシュの交配
(自然交雑説もあり)

すごいぞムスク!はどうなったのか???

ブルボンもノワゼットもムスクの遺伝子が
入っているんです

ノワゼットはわかるけどブルボンは?

オータム・ダマスクがムスク遺伝子を
持っているということが
日本の遺伝学研究で解明されています!

東洋バラの遺伝子はまずムスク・ローズの
遺伝子と結びつき
新しい四季咲きバラ(ノワゼット)や
四季咲き・返り咲きバラ(ブルボン)を
生み出しました

ノワゼットやブルボンが交配に使われて
そこからまた新しい四季咲き・返り咲きの
バラが誕生していきます

そこで
『すごいぞムスク!遺伝子の接着剤』
というわけです

以上
『チームものずきん ある日にひらめきました』
のご報告です

もちろんひらめきっぱなしではなく
データーをつきあわせて検証もしています

それがどうした?
へへへ どうもしません

なにしろ ものずきん♪
ひらめいたり検証したりするのが
嬉しいんです!

ムスク・ローズそのものには
栽培・消滅・再発見のドラマがありますが
ここにまとめて書くとあまりにも長くなるので
またの機会にトライします

Rosa_Moschata.jpg


ムスク・ローズはこんな顔