2007年01月14日
ティー系・チャイナ系の剪定
ティー系・チャイナ系は切りすぎ注意!

これらのバラは枝や茎に養分を蓄えています

厳しい冬を乗り切るために休眠する・・・
ティーやチャイナはもともとその必要がなかったので
養分を地下に送って冬の準備をするというシステムが
発達していない様子です

根っこに養分を移動させていない茎は
冬でも養分タップリ

これを極端に切り詰めると
養分を膨大に奪うことになってしまいます

せっかく蓄えたものを突然奪われて
ショック状態になるようです
強い剪定で体調を崩す場合があります

どちらも四季咲きブッシュ・タイプなので
ハイブリッド・ティーのような
強剪定がよさそうに思えますが

極端な強剪定をするくらいなら
無剪定の方がいいです

ずいぶん前のことですが
ハイブリッド・ティーのように剪定した
『オールド・ブラッシュ』が完全に体調を崩したことが
ありました

まるで失神状態・・・という感じで
春になっても全然咲きません

当時はまだアマチュア
国内の情報だけでは失神状態の原因がわからず
思い切ってARSの相談員の方にメールしました

お答えは
『チャイナは無剪定の方がいいわよん』

プロフェッショナルになった後は
こんなこともありました

研究心旺盛・実験好きのお客様が
同一品種を三本買ってくださって
無剪定・中剪定・強剪定を試してくださったのです

実験検体はティー・ローズでしたが
無剪定が一番成績がよかったそうです
(Kさま 実験とその報告ありがとうございました)

ティー・チャイナは枯れこんだ枝や
へんてこりんな方向に伸びた枝を切り取り
針のように細くなって黒ずんでいる枝先を
切り落とす程度の整枝がベストです

『レディ・ヒリンドン』はちょっと例外で
かなりの強剪定でも大丈夫です

その他の品種も十分に成熟した株ならば
ある程度切り詰めてもOK

貯金がうんとある人はそれがちょっとくらい減っても
問題なし・・・という感じでしょうか?

それにず〜っと無剪定のまま育てると
大きくなりすぎて困ります
こういう場合は切リつめないと仕方ないですね

ティー系・チャイナ系は
枝に養分をたくわえていることを
ちょっと心の隅っこにおいて
ハサミを入れてあげてくださいませ


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