2009年02月09日
パヴィヨン・ド・プレニー 改訂版
■憧れのバラ苗■パヴィヨン・ド・プレニー 
             咲く咲く美麗ノワゼット
 
Pavillon_de_Pregny20.jpg


プレニーはスイスの都市です
レマン湖のほとり ジュネーブのお隣

スイスって不思議な国ですよね
ヨーロッパの真ん中にあって、王様がいない
他の国の統治下に入ったことはあっても
「スイス王」というのは一度も存在していません


隣接する国々はフランス、ドイツ、イタリア、オーストリアなど
王家が絶対的な権力で統治した国がゾロゾロ

しかも、あの有名なハプスブルグ家の
発祥の地はスイスなんです

ハプスブルグ家がスイス王朝を築いていても
不思議はないのですが
それも起こらず王様なしを貫いてきました


スイスの人々は何より自由を愛したそうです
各州が独立して自分たちで自分たちの居住地を守る

スイスと言えば、風光明媚で牧歌的な国という
イメージが強いです

でも、なかなか個性的な国でもあるんですねぇ

Pavillon_de_Pregny_1.jpg


「パヴィヨン」は「館」という意味だそうです

プレニーの町には「シャトー・ド・トルネイ」と呼ばれる
お城もあります

このバラがそのお城にちなんだ命名なのかは謎
お城の名前そのままで「シャトー・ド・トルネイ」と
命名することもできますものね


それよりも、謎なのはどうして突然スイスの名前?
このバラの作出者さんはギヨーさん 居住地リヨン
プレニーはスイス!
どうして突然「プレニーの館」なのでしょうか?


ところが、なななんと
ナポレオン3世が皇帝だった頃
ジュネーブ州はフランスの一部だったらしいです

それも皇帝が無理やりそう決めたのではなく
住民投票で賛成派の圧勝

そうかプレニーは当時はフランスかぁ


フランスだったらリヨンのギヨーさんが
プレニーに行くのはたやすいことです

レマン湖とリヨンはローヌ川でつながっています

しかもプレニーはレマン湖の端っこ付近で
フランスから近い!

ギヨーさんがプレニーを訪れて
街の美しい建物にうっとりうっとりして
命名したバラなのかもしれません


バイオレット・ピンクとホワイトの優しい花色です
咲き進むと外弁はほとんど白
花びらの内側がバイオレット・ピンク

花びらがギュウギュウにつまったカップ型の花
樹高70センチ程度のコンパクトなブッシュ

ノワゼット系のバラには珍しく
強いオールド・ローズ香があります


『マダム・ルナイー』というバラに似ています
似すぎるくらい似ています

「え?また〜〜〜???」と思うくらいに
次々ツボミをつけるところまでそっくりなんです

これだけ似ていて全くの無関係と言うことはないのでは?
 
『パヴィヨン・ド・プレニー』が『マダム・ルナイー』の
お母さんバラではないかと思っています


『ルナイー』のような花の咲くノワゼット♪

ノワゼットですが、だぁぁ〜〜と
つる性の成長はしません
う〜む ちょっとミステリアス

こんなバラをノワゼットと呼んでいいのかな?と
心配になってしまうんです


心配なんかする必要はないかもしれません
香りは強いし花はゴージャスだし
次々と咲いてくれるのですから
ノワゼットかどうかなんてどうでもいいかも!


咲く咲くノワゼット『パヴィヨン・ド・プレニー』を
マイ・ローズの一本にいかがでしょうか?

花咲くたびに麗しのレマン湖のほとりの風景が
心に浮かんでくるかもしれませんね

  


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