2007年04月06日
ティプ・カゼル 
■憧れのバラ苗■ティプ・カゼル
                 稀少センティフォリア美麗花 

TYP_Kassel.jpg


センティフォリア系のバラは
『画家のバラ Rose des Peintres』とも
呼ばれるそうです

『100枚の花びら』という言葉が示すように
花びらたっぷりたっぷり

本当にきれいな花姿♪
画家さんも描かずにはいられない!

そしてとっても良い香り♪

ローズ・オイルの原料というと
ダマスク系のバラが有名ですが

モロッコではセンティフォリア系のバラからも
精油をとっているそうです

美しい花と素晴らしい香りが愛されて
19世紀までのフランスでは大の人気者

たったひとつのナーサリーのカタログに
100以上のセンティフォリア系のバラが
出ていたこともあるそうです

時は流れ21世紀  

商品として流通している
センティフォリア系のバラはほんの20種!

ヨーロッパの古いお屋敷には
今はもう忘れられようとしている
センティフォリア系のバラが
ひっそりと咲き続けているかもしれませんね

この『ティプ・カゼル』も商品としては
ほとんど流通していないセンティフォリアです

ドイツの個人のお宅のガーデンにあった・・・
ということ以外には
データーがまったくありません

センティフォリア系のバラが
歴史上はっきりと記録されているのは15世紀の末

初期のセンティフォリアは種子が出来にくくて
交配種はそれほど生まれなかったとか

セミ・ダブルの品種が登場してから
19世紀の半ばまで
盛んに新品種が作り出されます

『ティプ・カゼル』は16世紀から19世紀の
いつかどこかで生まれたのでしょうね

いかにもオールド・ローズらしいオールド・ローズ
もはや素性もわからなくなっているけれど
生き残って美しく咲くセンティフォリア

このバラも未来のために残してあげたいと思います

遺伝子の保存・・・と堅苦しく考えないでも
手元において有機質と水と肥料と与えてあげれば

『ティプ・カゼル』は毎年春の訪れを
100枚の花びらで教えてくれるのですから
うふふ 楽しみですよね

梅が咲く 桃が咲く 桜が咲く 
水仙も咲く チューリップも咲く 

やがてバラも咲きますが
我が家のバラはちょっとどこにもないようなバラ!

こういう春を毎年楽しむのはいかがでしょうか?


アンティーク・ローズ・ガーデン
copyright © 2007 Antique Rose Garden
all rights reserved