2007年09月10日
シャルトルーズ・ド・パルム
■憧れのバラ苗■シャルトルーズ・ド・パルム 
                             香りたつ愛の思い出シリーズ

Chartreuse_de_Parme2_1.jpg


イタリアが王国として統一されたのは
1861年です

それまではいくつかの王国や大公国
公国にわかれていました

パルムはイタリア統一前のひとつの公国の名前

『シャルトルーズ・ド・パルム』は
パルムを舞台としたスタンダールの小説

ナポレオンがオーストリアの支配下にあった
北イタリアを解放し
やがてワーテルローの戦いで敗れる

そんな時代のイタリアで
若き貴族ファブリス・デル・ドンゴが
恋と波乱の人生を送る・・・そんな筋書きです

日本では『パルムの僧院』と訳されていますよね

英語訳の題名は
『ザ・チャーターハウス・オヴ・パーマ』だそうです

シャルトルーズもチャーターハウスも
辞書を引くと
カルトゥジオ会修道院と出てきます

主人公のファブリスは出世して
大司教補佐になったそうですから
この修道会に属していたのでしょう

カルトゥジオ修道会は『世俗を離れて
隠修士の生活を実践する修道会』だそうです

一週間に一度4時間の散歩があって
そのときにはおしゃべりをしていい
・・・ということですから
ひたすら沈黙を守る修道生活ですね

そのカルトゥジオ修道会のフランス本院では
超高級リキュールを作っています

20世紀の後期からは実際の製造は
民間の企業に委託されたそうですが
製法を知っているのは今も修道会の
3人の修道士だけ

修道院で超高級リキュール???

飲んで楽しむものとしてではなく
不老不死の薬として開発されたみたいです

その名はズバリ『シャルトルーズ』!

このリキュールの色から
『シャルトルーズ』という単語が
『黄色がかった薄い緑色』を
意味することもあります

アルコール飲料にお詳しい方は
『シャルトルーズ・ド・パルム』と聞いて
上記の色を思い浮かべられたかもしれません

Chartreuse_de_Parme2_2.jpg

ところがところが
デルバールさんの『シャルトルーズ・ド・パルム』は
この花色!

ヴァイオレットとパープルに
ちょっぴりピンクを溶け込ませて
美しく仕上げましたという花色です

かつてのイタリアでは身分が高かったり
学問を修めたりした若者は

通常の司祭とは別の身分である
僧正になれたのだそうです

この地位の象徴が紫の靴下

紫の靴下はキリスト教の
指導的地位にあることと同時に

身分の高いこと・学識のあることを
象徴していたのでしょうね

『シャルトルーズ・ド・パルム』の花は
バイオレット系

直径10センチを超える大輪

大輪の花からモダン・ダマスクの香りが漂います

ちょっと丸めの革質の葉っぱ
病気を寄せ付けないぞ!と言っている感じ

トゲはまばらです
一節に1個か2個程度
扱いやすいバラですよ!と主張しているのかな?

樹高のめやすはおよそ1.2メートル
半横張りのシュラブ樹形

育てやすくて扱いやすい麗しのバラをお探しの方
『シャルトルーズ・ド・パルム』はいかがでしょうか?

統一前のイタリア ナポレオンの繁栄と没落 
厳しい戒律に従って生活する修道士 
不老不死の妙薬・・・

な〜んかいろいろなものを思い浮かべながら
育てることのできる楽しいバラです! 



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