2009年05月23日
ソンブレイユ
■憧れのバラ苗■ソンブレイユ
             謎の美麗つるバラ

Sombreuil_Colonial_White2.jpg


花びらギュウギュウギュウです
一枚一枚の花びらのフチがフリフリフリリ〜に
なることもあります

純白の花の中心にかすかなローズ・ピンクと
イエローが溶け込んでいます

つるの伸長は3メートル程度
寒さに強くて我が家でも雪の下から
枝の枯れこみなしでケロリとした表情で出てきます

花つきが良い しかも花もちもよい
日照少な目でも栽培可能な強健種
シュートもクイクイ元気に伸びます

長い間「クライミング・ティー」として
流通していましたが
こんなのティー系のバラじゃありません!!!

雪の降るような地域で育てていらっしゃる方なら
おっかしいなぁ〜〜と
感じていらっしゃったことでしょう

雪なんか降りません地域でも
ティー・ローズを数本お持ちなら
「これがティー???」と
お感じになると思うのです

葉っぱがティー・ローズの葉っぱじゃありません

そもそも真正『ソンブレイユ』は
「生育旺盛」とは書かれていますが
クライミング・ティーとは書かれていません

ティーじゃない葉っぱつけて、つる性の成長をして
寒さに強くて・・・
おかしい おかしい おかしい

はい このバラは
フランス生まれのティー・ローズ『ソンブレイユ』
ではありません

ARS(アメリカン・ローズ・ソサエティ)も
正式に発表しています
このバラはティー・ローズではない
真正『ソンブレイユ』ではないと

おお それではこのバラは
フランス革命のときに父親を守るために
グラスいっぱいの貴族の血を飲み干したと
伝えられているソンブレイユ嬢に
捧げられたバラではなかった!

Sombreuil3.jpg


では、この流通している『ソンブレイユ』は何者なのか?
誰の作出なのか? いつ生まれたのか? 交配は?
これらすべては謎だそうです

トゲぶりが『ニュー・ドーン』に似ています
『ニュー・ドーン』の遺伝子を受け継いでいるのなら
四季咲きに近いほどの花つきのよさや強健さも
納得できます

さてさて、この『ソンブレイユ』が
フランス生まれのティー・ローズ『ソンブレイユ』
ではないとわかって、実際に育てるときに
何か問題が起こるでしょうか?

一つだけあります

ARSのコンクールに、このバラを出品するときは
ティー・ローズとして出品することはできません
大輪つるバラ部門に出品しなければなりません

これ以外は『ソンブレイユ』が謎のバラであっても
な〜んにも問題はありません

日本でバラをいつくしんでいて
ARSのコンクールなんか関係ないですもんねぇ

きれいだな〜 好きだな〜 と思うバラで
育てたい条件にあっていれば
GO! GO! GO!です

マイ・ローズの一本に『ソンブレイユ』は
いかがでしょうか?

いつ・どこで・誰によって作られたのか
わからないバラですから
寂しい思いをしているかもしれません

ARSも真正ソンブレイユではないと決定したあとも
名称だけは残しています

「あなたもソンブレイユ!」
「きれいだよ きれいだよ」 と
時々声をかけてあげると
フルフルと花びらや葉っぱをふるわせて
喜んでくれそうです

もっと咲いちゃおう♪と
はりきってくれると嬉しいですね!



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