2008年03月11日
すごいぞムスク!  遺伝子の接着剤

豪華華麗な花・濃厚な香り
しかしながら一季咲きの
オールド・ヨーロピアン・ローズ

四季咲きながら花はシンプルめで
香りもあっさりの中国バラ

この2つの合体で豪華華麗・香り濃厚な
四季咲きのバラが欲しい!
と願うのはごく自然な考えですよね

西洋バラと東洋バラのいいとこどり!

人間の手によるこの試みは
うまく行きませんでした
(ハイブリッド・チャイナをご参照ください)

うまくいったのはちょっと『自然』が
手伝ってくれた・・・という感じのときです

例えばブルボン・ローズ
オータム・ダマスクとオールド・ブラッシュの
自然交雑

そしてノワゼット・ローズ
ムスク・ローズとオールド・ブラッシュの交配
(自然交雑説もあり)

すごいぞムスク!はどうなったのか???

ブルボンもノワゼットもムスクの遺伝子が
入っているんです

ノワゼットはわかるけどブルボンは?

オータム・ダマスクがムスク遺伝子を
持っているということが
日本の遺伝学研究で解明されています!

東洋バラの遺伝子はまずムスク・ローズの
遺伝子と結びつき
新しい四季咲きバラ(ノワゼット)や
四季咲き・返り咲きバラ(ブルボン)を
生み出しました

ノワゼットやブルボンが交配に使われて
そこからまた新しい四季咲き・返り咲きの
バラが誕生していきます

そこで
『すごいぞムスク!遺伝子の接着剤』
というわけです

以上
『チームものずきん ある日にひらめきました』
のご報告です

もちろんひらめきっぱなしではなく
データーをつきあわせて検証もしています

それがどうした?
へへへ どうもしません

なにしろ ものずきん♪
ひらめいたり検証したりするのが
嬉しいんです!

ムスク・ローズそのものには
栽培・消滅・再発見のドラマがありますが
ここにまとめて書くとあまりにも長くなるので
またの機会にトライします

Rosa_Moschata.jpg


ムスク・ローズはこんな顔